おはようございます。
中小企業の未来を創る財務パートナー
財務コンサルタントの遠藤信行です。

前回のお話で、会社にお金が残らない問題として
2つ挙げましたね。

今日はその中の一つの
「自社にとって、今期絶対出さなければならない利益はいくらか?」
という問題について書いてみたいと思います。





自社にとって、絶対出さなければいけない利益って
皆さんわかりますか?

これは私の指導した感覚からいえば、恐らく90%の社長さんは
わかっていないと思います。

例えば税引前利益が、1,000万円出たとします。

ざっくり言って、法人税地方税の実行税率は
30%なので300万かかります。

残りは700万です。

この700万が全部現金に残るか?というと
そうではないのですね。

借入金の元本返済が月500万あったとしたら
ここから差し引かれるのですね。

700万-500万で残りは200万

ここで、今期固定資産を
例えば車両300万買いました・・・となると

200万-300万で=-100万なんですね。

ただプラスするものもあります。
今期計上した減価償却です。
これが120万ありました。
となると-100万+120万=+20万なんです。

結局1,000万の税引前利益を出したが
現金は20万しかない・・・という結果になるわけなんです。

ここに売掛金が例えば500万増えたとすれば、
さらに20万-500万=-480万なんですね。

ややこしいですね。

ここで大事なのは、2点です。

1点目は、利益計算と現金の計算は別ものだということ。

2点目は、税引後利益から借入金返済や固定資産購入分は、
差し引かれるということ。


特に2点目が、超重要ですね。

つまり、

①最低限、借入金返済額に相当する税引後利益を出す必要がある。

②固定資産購入をしようと思えば、それに相当する額の税引後利益を出す必要がある。

この①と②の利益がないと、お金は減ってしまう。

このことは、覚えておいて下さいね。
今日は以上です。

 

 

おはようございます。
財務コンサルタントの遠藤です。

私のところに一番よく来る相談は、
「お金がない」
「資金繰りが苦しい」です。







会社を経営している社長にとって、一番きついのが
この問題ですね。

「お金の問題さえなければ、経営は楽しいのに・・」
多くの社長さんはこう思っておられると思います。

でも現実問題として
「経営にお金の問題は避けて通れません」
「会社はお金で始まって、お金が尽きると終わるのです」


お金がなくなれば、大切な従業員に支払う給料も、家賃も出ません。
仕入先に支払う代金もないし、銀行に対する借金も払えません。

「お金」はとても大事なんです。


ところが、大事だとはわかってはいるけれど、
「お金がない会社」の多くの社長さんは、
なぜか?現実のお金の問題から目をそらそうとします。


その代わりに出てくるのが、「売上」なんです。

「売上が上がればお金が増える」

これを「売上至上主義」といいます。

お金がない多くの社長さんの意識は、
まさにこの「売上至上主義」なんです。

売上至上主義の社長さんの頭の中は、以下のような流れになっています。

「売上が上がらない」⇒「お金がない」⇒「銀行に融資を受けたい」

売上が上がらないからお金がない。お金がないから銀行から借りる。



もちろん、いくらなんでも、「売上0円」だったらどうしようもない。
自社にとって最低限必要な程度の売上はもちろん必要です。


しかし、この「売上至上主義」の社長さんは、ある程度売上をあげいても
満足せず、どこまでも、どこまでも「売上」なんです。

実はこれが問題なんです。

本当は、
「売上が増えても、お金は増えないのです」


むしろ、
「売上が上がると、お金は減ることもある」


この認識が大事なんです。

この後者の方、「売上が上がって利益が出てもお金が減る」ことに
起因する倒産を「黒字倒産」といいます。

どこかで聞いたことあるかと思います。

黒字倒産した会社の社長さんの意識は、
皆さん「売上至上主義」です。

「売上が上がって利益が出ているのに、お金がない」

ここで、問題となるのは、

①自社にとって必要な利益は一体いくらなのか?

②お金の出入りの管理(資金繰り)をしているか?

この2つです。

①は自社にとって、今期絶対出さなければならない利益はいくらか?
という問題であり、

②利益とは別に、お金の出入りを管理しているか?
つまり「資金繰り表での管理」なんです。

ここで結論です。

「お金がない」 「黒字なのにお金がない」
という問題を解決するには、

上記の、①と②について日頃から意識をもって管理することなんです。

手遅れになる前にです。

 

 

おはようございます。

財務コンサルタントの遠藤でございます。

 

今日はちょっと大きなテーマにしてみました。

 

「社長が事業を成功させる!」

 

これは特に会社を自分で起こされた社長であれば、

誰しもが願うことなのではないでしょうか?

 

 

 

でも「成功」したかどうかは、人それぞれの感じ方であって、

「どこまでいったら成功か?」という基準はありません。

 

要は社長自身が、ある時にちょっと振り返った時に、

「俺はここまでよくやったな」と思えば、ご自身にとっての成功です。

 

でも、「まだまだ」と思っていれば、まだご本人にとっては

成功ではありません。

 

NHKで「プロフェッショナル」という番組があります。
毎回、その道のプロの方が出て来て、番組の一番最後に、

ご本人にとって「プロフェッショナルとは?」 を語ってもらうのですが、

多くの方に共通する言葉が、

 

「まだまだ」 とか 「さらに上に向かって進む」

 

こんな言葉なんですね。

 

ですから、多くのプロの方は現状には満足されていないのです。

「まだ、これからだ!」という、現状に満足せず、
さらに上を向いて行く気持ちを持った方。

「これがプロフェッショナルだ!」と思いますね。

 

先週9月11日の放送で出ておられたのは、京都大学のIPS細胞研究所所長の
教授で、IPS細胞でノーベル生理学・医学賞を取られた、山中伸弥さんです。

 

この山中伸弥さんがおっしゃっておられた言葉が印象に

残りました。

 

「自分が何もわかっていないということをわかっていること。

そしてそれを乗り越えるように、ずっと努力ができること。

それがプロだと思っています。」 

 

-9月11日放送「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」より引用

 

ノーベル賞とられた方がこうおっしゃられるのです。

 

含蓄のある言葉ですね。 感動しました!

 

これなんですね!!

 

 

翻って、社長です。

 

 

先程、「俺はここまでよくやった」と思えば成功だと

いいましたが、確かにそう思うのはご本人の自由です。

 

 

ただ、これが社長が引退される時だったらまだ良いのですが、

時々まだ現役バリバリなのに、こう思われる方がいらっしゃるのですね。

 

 

じゃあ、その会社は、その後どうなるのかというと、

恐ろしいことに、社長がそう思った瞬間から、

会社の成長はストップし、会社は現状維持から衰退に向かうのです。

 

 

もう少し詳しくその過程をいうと、こうなります。

 

①商品・製品の新規開発、改良はストップします。

 

②営業活動に活気がなくなり、新規開拓がストップします。

 

③会社全体に活気がなくなります。

 

④売上は現状維持か減少に向かいます。

 

⑤掃除・整理とかがおざなりになって

 会社がどんより汚れてきます。

 

⑥費用だけは毎年増加していきます。

 

⑦利益が出なくなります。

 赤字が続きます。

 

⑧経理が乱れてきます。

 期の途中では、赤字か黒字かもわからなくなります。

 

⑨資金繰りが苦しくなります。借入れが増えます。

 

⑩さらに借入れに走りますが、ある時点でどこも借りれなくなります。

 

⑪事業がストップします。倒産です。

 

会社はこのようにして潰れていきます。

きっかけは、社長の

「俺はここまでようやった」

「俺は成功した」

この気持ちなんです。

 

思った瞬間からあっと言う間に

落ちて行きます。

 

世の中は恐ろしいです。

 

 

でも、逆にこう思って下さい。

 

事業を成功させるには、この逆を行けば良いのです。

 

「俺はようやった」「成功した」

と一瞬でも思ったら、

 

すぐに打消して・・・、

 

「いやいや」

 

「まだまだ」 「これからだ」

 

こう思うことです。

 

 

そして、

 

もし、社長様の会社が今、状況がとても悪かったとしても、

決してあきらめないで下さい。

 

失敗だとあきらめるまでは、失敗ではありません。

 

『事業の成功とは、成功するまであきらめないことです!!』

 

これは多くの成功された事業家をはじめ、

色々な方がおっしゃっておられます。

 

 

ということで、社長!!

 

常に前向きに、

「まだまだ」  「まだまだ」 「これから」

と言い聞かせて頑張りましょう!!

 

必ず社長の事業は成功します!

 

 

 

 

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