おはようございます。

中小企業の未来を創る財務パートナー
財務コンサルタント FP の遠藤信行です。

前回は、お金に対する潜在意識のお話をしましたね。





それで終わるつもりだったのですが、コラムを読まれた方から、
「ミッション ビジョンって一体何?」
というご質問がありましたので、もう1回追加させて頂きます。

ミッションは、「使命・目的・会社の存在意義」を意味します。
ビジョンは、「目標(長期的な未来像)」を意味します。
順番としては、ミッションが先に来ます。


①ミッションで会社の存在意義・使命を決めて、
②そのミッションを達成するために10年後、
会社はどのような目標を描いているか?
どのような未来像を描いているか?

このような事を決めます。


①のミッションが会社のl軸です。
「そもそもわが社は何のために存在するのか」

このことを確認するのが、ミッションです。

例えば、自社が「印刷屋」なら、
何故ウチのお客様は他社ではなく、自社に来られるのか?

①安いからなのか?
②使い勝手が良いからなのか?
③品質に満足されているからなのか?
④注文してからの納期が早いからなのか?
⑤社長が好きだからか?

色々あると思いますが、これらをお客様の視点から分析すると同時に、
社長(自社)自身の価値観(やりたいこと)を明確にする必要があります。

 

さらに、そのミッションを達成するために、10年後会社は

どのような目標を描いているのかを示すのがビジョンです。

ビジョンは会社の10年後達成する目標です。

マイルストーンです。

 

そして、会社のお金はこのビジョンを達成するために

使うのです。

 

目的達成のために使う。

 

そうすれば、無駄なお金は使わなくなります。

 

 

つまり、ミッション・ビジョンで会社の軸と方向性が決まれば、

会社のお金の使いみちが決まるのです!

 




財務体質改善・資金繰りについて、ご相談を承ります。

中小企業の未来を創る「財務パートナー」
財務コンサルティング
有限会社エーエスシー

http://www.asc-s.jp/

 

 

おはようございます。

中小企業の未来を創る財務パートナー
財務コンサルタントの遠藤信行です。

過去、3回に渡って、お金の話をしてきましたが、
今日はまとめです。





結局、お金は、
「自らが生み出して、自ら管理運用するもの」
なんです。

お金が天から降って来ることは、めったにありません。
まあ、たまにあるにしてもそれを期待してはいけません。

ところが、私は多くの会社を見てきて、
「お金がない」という会社の多くは、

自分で汗水垂らして稼いだせっかくのお金を、
「自らが逃しておられる」
のです。


その根本にあるのは何か?

私は、
「お金に対する意識の持ち方」
これだと思っています。


お金は誰でもが好きです。
まあ、それはそれで良いのですが・・・

ところが一部の方は、
一方で心の底ではお金を汚いものだと、思っておられます。
(自分では気づいておられませんが)

「潜在的にお金は汚いものだと思っている」
ここが問題なのです。

お金を汚いものだと思っているから、
入ってきたらすぐに手放そうとします。

これを別の一般的な言葉で言えば、
「管理できない」 といいます。

具体的には、お金を必要のないことに使ってしまう。
それも目的なしに・・・
だからお金がなくなるのです。

これは、お金は、
顕在的には好きなのだけれど、
潜在的には「お金は汚い」という意識の表れです。
だから、他のことに使ってしまう。

で、思考は一般的に、

潜在意識>顕在意識

なので、潜在意識の方が顕在意識よりも強いのです。

だから、お金を稼いでも、稼いでも出ていくのです。

理由は、「お金は汚いもの」 だからです。

こういう方は実は、お金より「モノ」「コト」の方が好きなのですね。

これは金額の大小ではありません。
幾ら稼いでも一緒です。

現に、売上が1,000万の会社でお金がない。
この水準だと、損益分岐点以下だからという理由もあります。


じゃあ!と頑張って、売上3,000万にしたが、
やっぱりお金がない。

もっと頑張って、売上1億円に到達した。
でもお金がない。

売上10億、20億・・・・
どこまで売上が上がっても、
「お金がない会社は、幾ら売上を上げてもお金がない」
のです。

一般的にはこれは、「会社の体質」として片づけられますが、

この根本にあるのは、
「社長のお金に対する意識」
の問題なのです。


このお話の1回目のコラムで
「売上至上主義の会社は、黒字倒産する」
といいました。

「黒字倒産」というのは、売上が上がって、利益が出ていても、お金がなくなって
倒産する」
このことをいいます。

倒産で一番多いのは、これなんです。

この黒字倒産を防ぐのは、会社の目的意識を

「売上」

からはずして、別のものに、目を向けることです。


テクニカルな問題としては、まず、「粗利」

もっと根本的な問題をいえば、

「ミッション」 「ビジョン」

これに意識を向けることです。



その上で、
お金への意識を、「欲しいけど、汚いもの」から、
「お金は会社の目的遂行の単なる手段」として、
お金を中立的にとらえて、

「お金は、人為的にコントロール(管理)するもの」

と考え直すことです。

この意識を持てば、お金は自然に増えて来ます。

社長、是非今日からやって下さい。
今日は以上です。



財務体質改善・資金繰りについて、ご相談を承ります。

中小企業の未来を創る「財務パートナー」
財務コンサルティング
有限会社エーエスシー

http://www.asc-s.jp/

おはようございます。
中小企業の未来を創る財務パートナー
財務コンサルタントの遠藤信行です。

今日は会社にお金が残らない理由の
2つ目である「資金繰り表での管理」
についてお話いたします。





弊社に「お金がない」ってご相談にこられる方の
99%は、「資金繰り表」というものを作られていない方です。

理由は大きく2つあると思います。
①資金繰り表の作り方を知らない。
②作り方はなんとなくわかるが、作ろうとしない(面倒だ)


このどちらかだと思います。

まず①ですが、
問題点として、資金繰り表は簡単そうで難しいのです。
通常の資金繰り表は、本格的です。
横は、月別に4月始まりの会社なら、
4月~3月まで12ヶ月マスが並んでいます。

縦は、大きく4つに分かれています。

上から
①営業収入
②営業支出
③財務収入
④財務支出


それぞれ毎月毎に、差額が出る欄があって収支がわかります。
最後に前月繰越額と、次月繰越額があります。
この数値が預金通帳と合うように作ります。

それぞれ①~④に内訳あって、収入支出の種類別に
記入できるようになっています。

まあ、経理・財務担当の方だったら何とか書けると思いますが、
数字が苦手な社長さんには、ちょっと難しいかもしれません。

これは書き方の指導を受ける必要があると思います。
これらの正式な様式は、「銀行提出用」と思って下さい。

社内で使うのでしたら、1か月分を一日毎に区分した
いわゆる「日繰り表」がいいですね。

1か月分が30日(31日)分の欄に分かれていますから、
ここに予定を書きいれていけば良いのですが・・・
ただ、これも最初は難しいでしょうね・・・
やはり、最初は指導が必要だと思います。

と、いうことで資金繰り表を記入するには、
最初は教えてもらう必要があるということですね。

でも「これはとても大事です」

ある意味、毎月の「試算表」より大事だといえます。

試算表がなくても、会社は潰れませんが、
お金がショートすれば、会社は一瞬でなくなりますからね。

是非、作って下さい!!


次に、②の作り方は知っているが作ろうとしない(面倒だ)
という場合ですが、これはコメントしようがありませんね。

「会社が潰れる危険にさらされるのと、面倒なのとどっちが良いですか?」
って、逆に社長に質問したくなります。

会社経営って大体面倒なことばかりです。
資金繰りに困っている多くの社長さんの多くは、
この面倒な事を嫌がるのですね。
「時間がない」という理由で。

だったら人にやって貰えば良い!って話になりますが、
側近に経理事務員の方がいたら一度やってもらって下さい。

社員が10人~30人位の会社でしたら、経理の女性は
1人はおられるでしょう。

ただ、社長?
この方に「資金繰り表」作成を任せられます?
この方が奥さんなら良いでしょうが、他人の場合どうですか?
これを作ると、「会社のお金の流れが全てわかってしまう」のですよ。

すごく信頼されている社員であれば良いですが、
もし、そうでなければ・・・
これは社長ご自身がやらざるを得ないですね。

それもイヤなら、
「うーん会社をもう少し50人以上位の会社にして
経理の責任者を雇える会社にしましょう」

「ヘッドハンティングして連れてきて下さい」


松下幸之助さんも、稲盛和夫さんもそうされてますからね。
まあ、でもお二人ともに、会社の規模として社員100人は超えてからの
お話だと思います。

それまでは、社長さんがやって下さい!!
仕方ありません。
「面倒くさい」とか言っている場合ではありませんね。

では本日はこれで失礼します。


会社にお金が残らない。
会社にお金が残らない② 今期必達の利益の額とは?