皆さん、こんにちは。
経営コンサルタント FPの遠藤信行です。
今日は「商売」について
書いてみたいと思います。
商売とは、
辞書を引きますと
①利益をあげる目的で物を売り買いすること。あきない
②生活の基盤となっている仕事。職業。
③芸者・遊女などの仕事。水商売
【デジタル大辞泉】
①は、あきない(商)
②は職業
③は水商売
3つ出てきますが、ここで私が題材にしているのは、
①の利益をあげる目的で、物を売り買いすること。
あきない(商)という意味ですね。
商売というのは「利益」をあげる目的で行っていると、辞書には書かれています。
簡単にいえば、一方から商品を仕入れてきて、他方へその商品を売る。
一方と他方の商品の値段の差額として、「利益」を得る。
ここでいう「利益」というのは、何でしょうか?
売上総利益=粗利
この商売でいう利益とは、「粗利」のことです。
では、この「粗利」はいくらでも良いのかというと、
少ないと困りますよね。
もちろん、多い方が良いですよね。
例えば、100円で仕入れたりんごを200円で売った。
これは、お客様が200円の価値があると思ったから買ったのです。
ここで粗利は200円-100円=100円
この100円の粗利のことを別名、「付加価値」といいます。
付加価値とは、「付加した価値」ですね。
このお店は、100円で仕入れてきたりんごを、100円の付加価値をつけて
200円で売って、100円儲けたのです。
100円の粗利=100円の付加価値が生じています。
しかし、価値があるかどうかは、実際にお客様が買って
食べてみないとわかりせん。
お客様は最初、「信州産の〇〇種だから美味しそう!」
「買ってみようか!」ということで、一度買いました。
(ここまでは広告・マーケティングですよね)
結果、お客様の反応は、
①「美味しかった!」 → 「また買おう!」
②「美味しくなかなった!」 → 「もう二度と買わない」!
2つのケースに分かれます。
①のケースでは、付加価値100円=お客様の満足
付加価値とお客様の満足が一致しています。
お客様は喜びましたので、また買ってくれる可能性があります。
②のケースでは、付加価値100円>お客様の満足
お客様は「このりんごには200円の価値はない」と思いましたので、
もう二度と買いません。
この差は大きいですよね。
①の場合は、お客様に対して、このお店は「信用」がつきますので、
お客様は、リピーターになります。
このお客様のことを、「顧客」といいます。
「顧客」とは得意先です。ひいきにしてくれるお客様です。
しかし②の場合は、そのお客様は二度とそのりんごを200円では買わないので、
「顧客」=得意先にはなりません。
②はそのお客様を「顧客」=得意先には出来ませんでした。
②のケースでそのりんごを、今度売ろうとすると、
200円を150円に値引きしなければなりません。
りんごは早く売らなければ、腐ってしまいます。
りんごの付加価値を50円下げて、売らなければなりません。
これは価値を下げることですから、「信用を下げる」ことに
他なりません。
ここで、結論です。
商売とは、利益をあげる目的で行うと書かれて
いましたが、ここでいう「利益」=「付加価値」であって、
「付加価値」の正体は実は、「信用」なんです。
商売⇒利益=付加価値=信用
逆もいえます。
信用=付加価値=利益⇒商売
つまり、「商売」とは「信用」なんですね。
信用なくして利益は出てきません。
信用を継続して上げ続けることによって、
顧客=お得意様が増えます。
顧客というのは、お客様の中でも適正な利益を上乗せ
してくれる特別なお客様です。
商売において、結局利益とは結果であって、
結果の利益を得るためには顧客を増やさないと
行けません。
お客様がどうすれば、顧客になるかというと、それは「信用」
があるからだと言えます。
つまり、「信用」が「顧客」を創り、
それが「商売」の継続につながるということです。
以上、今日は商売について考えてみました。
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