このブログは、
我が子の未来に残したい
私の中の知識を書いたものです。
運動能力やスポーツ障害に関わる内容です。
御興味あれば、お読みください。
"止まる"という動作
止まるという動作は、
その効率性が
競技能力の良し悪しに大きな影響を与えます。
動き出した物体は、
動き出した方向への移動を続けます。
ここには、
現状を維持する力=慣性力
の存在があります。
慣性力が筋力と合わさって、
動きを維持するための力
となっている状態を
父ちゃんは、運動力と呼んでいます。
運動力は、地球上では、
重力と摩擦抵抗力による影響を受けます。
摩擦抵抗力は、
運動力を減じますが、
重力は、
主に、運動力を減じる力となり、
時には、
運動力を手助け(増幅)する力
となることもあります。
運動力の構成要素である筋力は、
運動(出)力の強弱に大きな影響を与えます。
ただし、
筋力のすべてが、
必ずしも運動を手助けする方向だけに
働きかけるわけではありません。
また、
筋力の量や発揮されるタイミングは、
動作の中では、
意識的に管理されてはおらず、
その働きの殆どは、
外部から身体に加わる力に影響された
無意識の管理体制に委ねられています。
外部から身体に加わる力の殆どは、
重力が基盤になっていて、
重力は、常に、身体に対して、
同じ方向に、同じ量だけ働きかけます。
ただし、
身体の地面に対する傾き角度に変化があれば、
身体に対して作用する重力の影響は変化します。
運動能力の高低は、
運動出力と運動力の削減とを
いかにコントロールできるかにあります。
とくに、
運動力の削減を必要とする動作、
即ち、
止まるという行為は、
運動能力を左右する
非常に重要な要素となります。
"止まる"という行為は、
運動力に対しての逆方向の力を必要とします。
止まるという動作の達成を
筋力だけに頼ると
競技能力は、大きく低下します。
しかも、
身体への運動力や筋力に伴う負担も大きくなり、
スポーツ障害の原因にもなります。
このような場合の負担の増加は、
身体への前後(矢状面)方向に添った力の増加
として現れ出ることが殆どであり、
その影響によるスポーツ障害の多くは、
膝周辺に表されます。
止まる動作の効率化には、
以下の項目を参考にしてください。
・止まるために出す脚の反対側の脚に
体重がある間、もしくは、
体重を乗せて行く時に
屈み動作(バランス+脱力)を適切に取り入れる。
・止まる動作の初期に
膝の屈曲を深めに取り入れる
運動方向とは逆側への反り動作を組み込む。
(どちらか片側の脚をメインにする)
・運動力と逆方向に
倒れるような動作を取り入れる。
・運動方向に対して、
身体全体の向きを横に近い斜め向きにする。
以上の動作を
倒れること(重力)を利用しつつ、
上手く用いれば、
止まる動作や止まる動作の中での
身体各部の運動性能は、
高いレベルに保ちやすいでしょう。