行きの飛行機の中で、もう一本。
スパイクジョーンズ監督の、"her 世界でひとつの彼女"を観ました。
そんな設定を聞くだけで切なくなってしまいそうですが、
最初、人工知能サマンサとセオドアの恋愛は、本当に微笑ましいくらいに順調でした。
そのうち、やっぱり、といいますか、どんどん、やりきれないくらい苦しくて切ない展開になっていくのですが。。
サマンサの、人工知能であるが故の頭の回転の速さや多彩な才能はもちろん、セオドアに対する尽くしっぷりやチャーミングなユーモアセンスやセクシーさが魅力的。
女性として見習いたいくらい!
セオドアの書く手紙もどれも素敵です。
こんなセンスのある言葉選びができる人になりたい。
細くて白くて凛としてて、タイプでした。
ふたりの仲が良かった時の回想シーンがたまらなくかわいらしくて、綺麗な画。
それがゆえに、切なさが増します。
思い出って綺麗に見えますよね。
帰りの飛行機でもう1度見るつもり。
また切ない気持ちになるんだろうなあ。。
でも、嫌いじゃない。むしろすきです。笑
スパイクジョーンズ監督といえば、そういえばこの間、"かいじゅうたちのいるところ"をはじめて観ました。