【閃き】申告期限間近 | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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皆さま、こんにちは。
税理士・公認会計士(船戸明)の「本業ブログ」にようこそ。

 何度か書いていますが、税理士が常に意識するのは「期限」です。申告書の提出期限。申請書の提出期限。仮に遅れると、優遇措置が受けられなかったり、加算税というペナルティがついてきたり。

 12月には年末調整計算を終わらせなければなりません。遅れれば、従業員の方に支払う給与計算に影響が出ます。

 1月には税務署や自治体に給与や報酬の報告をしなければなりません。遅れれば、従業員の方への住民税課税などに問題が生じるでしょう。

 2月から3月は個人所得税の確定申告が始まります。2月16日から3月15日まで。資料が届けば、その日のうちに確認する。遅くとも3日以内に完了する。資料集中時期を乗り切るには気力と体調の維持が欠かせません。

 4月から5月は、日本でもっとも多い3月決算会社の決算確定と法人税申告です。早い会社だと4月中旬には申告手前まで完了。5月末の株主総会終了を待って、確定申告書を提出します。

 今日は5月29日。12月からずっと続いてきた「期限のある仕事」の一段落まであと少しです。大昔、古典の教科書に、厳しい上り坂のときは何も声を掛けず、ほっとした帰りの下り坂で「気をつけろよ」と声をかける話を読んだ記憶があります。危険やきつい道のりは、言われなくても自分が気をつける。でも、気が抜けたときこそ、事故は起こりやすい。そんな教訓だったような。税理士の仕事も同じです。あと3日、気を抜かずに最後まで完遂しなければなりません。

 申告業務も以前とはずいぶん変わりました。最後の申告や納税が電子化されたこと。紙でのやりとりがほぼなくなり、納税のために銀行に行ってもらうことは、少なくとも法人に関しては0です。

 かつては、申告期限当日の深夜に申告書を郵便局に持ち込むこともありました。なんとしてもその日の消印をもらわなければならない。そうしないと期限後申告になってしまう。窓口の方に「今日の消印になりますか」と何度確認したことか。

 ただ、いくら電子化されたとはいえ、納税できたかどうかは気を使います。完了すれば、納税完了の案内メール配信あり。31日には、しっかり見届けたいと思います。




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