【読書】センス・オブ・ワンダー | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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皆さま、こんにちは。
税理士・公認会計士(船戸明)の「本業ブログ」にようこそ。

 東京の夜、かなりの人が町に繰り出し賑やかに飲食している姿に驚きました。自分自身もその一部になっているのですが、週末でもない平日の晩、これほど賑わっている姿を久しぶりに見たのではないかと。

 ただ、単にそういう機会が減少しているだけかもしれません。月に1度、近所の歯医者に通っています。翌月の日程を決めるとき、この日付は避けなければと考慮すべき夜の予定などほとんどなし。3か月に1度の四国出張と、半年(?)に1度の東京出張くらいになりました。

 そういえば、3か月に1度開催される2つの読書会も、夜が多いでしょうか。1つの読書会は、全員が決められたテーマ本を読んできてあれこれおしゃべりするスタイルで。もう一方は、それぞれが最近読んだ本を紹介するスタイルで。

 前提として本が好きな人が集まる会なので、それだけで楽しい時間です。山好きが集まって山に登るとき、山の話題が尽きません。本好きが集まって本を読むとき、本の話題から人生の悩みまで、話題は末広がりに広がっていくような気がします。

 今回、東京出張のおともに持ってきた本は文庫3冊。1冊は読書会のテーマ本。もう1冊は、少し前に読み始めた『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン、新潮文庫)。生物学者の福岡伸一さんや、写真家の大竹英洋さんの著書に紹介されていて、ずっと気になっていた本でした。

 決して新しい本ではありませんが、行った本屋さんで平積みになっていた。しかも、独立研究者、森田真生さんによる新訳本まで出ている。ということで両方購入し、まずは新潮文庫版を読み始めています。「もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう」(P.33-35)。

 山を歩くと、目を見はることの連続です。鳥が鳴く。氷柱がある。花に蝶がやってくる。濃い緑の葉が太陽の光で輝いている。雨上がりの蜘蛛の巣が光っている。樹木に積もった雪が2度目の雪となって降ってくる。山登りを始めたこの2年の道程は、かつて持っていたはずのセンス・オブ・ワンダーを取り戻す旅なのではないかと感じています。

 もう1冊持ってきたのは、少し前に読んだ『登山と日本人』(小泉武栄、角川ソフィア文庫)。1度読んだ本を繰り返し読むことはないのですが、表紙が美しいことと、登山についてより深く考えたいことと。パラパラ参照するというよりも、もう1度、最初から通して読もうと思っています。

 ちなみに『センス・オブ・ワンダー』には、川内倫子さんによる写真が何枚も添えられていて、光の捉え方が独特だと感じました。表紙以外の最初の写真が波打ち際を写したもので、波の激しさと、海面を照らす光の柔らかさが、絶妙な対比を生んでいるように感じます。かつて海で波の様子を写真に撮りましたが、まるでダメだった。。。今日はせっせと仕事をして、明日は休みをいただこう。東京近郊で開催されている写真展を2つほど訪ねてみるつもりです。




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