【閃き】散歩からのつながり | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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 12月の年末調整。
 1月の法定調書と給与支払報告書の作成。←今ココ。

 税理士にとっては、今、個人の確定申告が本格化する2月前の繁忙期の入り口です。ただ、通常は給与計算も書類の集計もシステム化しているでしょう。12月の年末調整が終わっていれば、1月に作成する書類は基本的に連動しますので、あらためて大きな負荷がかかるわけではありません。

 とはいえ、目の前にやらなければならないことがあると気になってしまうのは職業病でしょうか。事務所近くの鴨川を散歩しようと思いながらも、つい後回しになってしまいます。

 昨年、11月。散歩をしていると、いつも見るカモやサギとは少し違う鳥に出会いました。




 川の中の獲物を凝視し、くちばしを伸ばしていた。そのエネルギーが満ち満ちた状態を撮った1枚です。

 普段見ない鳥を発見すると、名前を知りたくなるもの。なんとか調べた結果、おそらく「ゴイサギ」ではないかと思っていました。ネットで写真やイラストを見て間違いないだろうと確信。手元にある『あした出会える野鳥』(山と渓谷社)の説明を見て驚きました。「暗くなると活動を開始。水辺で主に魚を捕食します。しかし、繁殖期には昼夜問わず活動を行ない、例えば、京都市街を流れる鴨川などでは、魚を捕る様子が観察できます」(P.168)。

 はい、観察しました。

 さらに驚いたのは、その名前の由来です。昨日の日本経済新聞文化欄で紹介されていました。「京の大内裏に隣接する庭園、神泉苑の池で舞い遊ぶサギ。その捕獲を命じられた蔵人(天皇の秘書的役割の官)が近づくとサギは逃げるが、「天皇がお前を求められている」と告げると、その命に従っておとなしく捕獲された。喜んだ天皇(延喜帝)が五位の位を授けたことから、「五位の鷺(ゴイサギ)」の名がついたという話が『平家物語』などに記されている」(16日、日経)。

 散歩をしていなければ、この記事も素通りだったと思います。いつでも散歩に出られる準備をしていますが、研修講師を無事に務め、法定調書にも目処が立つ今週末くらいまでお預けでしょう。どんなつながりが生まれるか、期待はせずに偶然を楽しめるのが、散歩の効用の1つだと思います。




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