【閃き】量にひるまない | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

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こんにちは。
税理士・公認会計士(船戸明)の「本業ブログ」にようこそ。

 京都駅付近を歩いていると、観光、通勤、同窓会、いろんな目的で町に繰り出している人たちに出会います。特にここにきて、観光客が急増。コロナ禍が収束している(していいのか?)ことと、入国規制も緩んだことと、暑すぎず寒すぎない春ということと。通常、春休みとゴールデンウィークの端境期だと思いますが、京都には関係ないようです。

 先日も、向こう側から考えられないほど背の高い方が歩いてきました。たぶん、身長2mを超えているのではないかと思うくらいに。バレーボールやバスケットボールを見ていると長身の選手がたくさんいます。それでも、体の小さい選手もいる。同じフィールドで向かい合うときに何を思うのか。少なくとも、町ですれ違う分には何も思えず、ただただ驚くばかりでした。

 話はそれますが、税理士をしていると、まだ紙の書類のやりとりが残っています。ただ、法人の場合、決算は年に1度にしても、月に1度、あるいは3か月や半年に1度、資料をいただいて試算表を作成し、現状を確認することが多いでしょう。

 個人の場合は逆に、ほとんどが年に1度のやりとり。資料がダンボールで送られてくることもあり、「大量の資料」に驚かされます。資料や荷物が来れば、詳細な確認をして会計処理するのは後日になるとしても、まずは開封する。新しいパソコンを購入したら、まず開封して本体や付属品に過不足がないことを確認するように。

 そうして、資料に過不足ないかを把握して、不足があればすぐに追加依頼します。実際に会計処理しようとする段になって開封していたのでは、資料の過不足があった場合、追加依頼するタイミングが遅れてしまうでしょう。

 メールも同じです。エクセルやPDFの添付ファイルがついていれば、メールを開封した際に添付ファイルも開く。そうすることで、本来4月分を送ってもらいたいところ、3月分だったことが発見でき、すぐに修正してもらうことが可能です。

 大きなダンボールも、詳細に確認していけば会計に関係する部分は限られていることもしばしば。経験的に分かっていることなので、本来、「大量の資料」にひるむ必要はありません。粛々と確認していけばよいだけ。ただ、ダンボールや分厚い荷物には、物理的な圧迫感あり。資料の量そのものより、その量からくるまとまって必要な作業時間に対する恐れなのかもしれません。

 よく言われるように、1を2にすることは簡単でも、0を1にするのは難しい。つまり、着手することが難しく、着手してしまえば、あとは自然に転がっていくのだと。資料やメールは、受け取った瞬時に開封すること。開封した後のことは心配する必要がないのですが、開封をためらうかどうかは常に自問しておく必要があると考えています。




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