こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。
子どもが中学校を卒業したとき、
ふと、義務教育を終えたことに気がつきました。
義務教育の義務を負うのは親。
教育を「受けさせる」義務ですから。
ある方曰く、
大学入学、就職、結婚、出産、
ここまでを見届けるのが親の役割だと。
もっとも、4つ目は、
親にコントロールできることではないけれど、と付け加えて。
なるほど、確かにと思います。
言い換えれば、
子どもを精神的にも経済的にも自立させるのが親の役割なのだ、
ということになるのでしょう。
自立すること。
子どもたちにも早く家を出るように言うのですが、
常に頭にあるのは内田樹先生の言葉です。
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ぼくが「自立しろ」ということを学生にがみがみ言うのは、一人で暮らした方が気楽であるとか、誰にも依存しない生き方は素晴らしいとか、そんな薄っぺらなことを言いたいからではありません。そうではなくて、自立できる人間、孤独に耐えられる人間しか、温かい家庭、親しみのあふれる家庭を構築することができないと思っているからです。一人でいることのできる人間だけが、他者がかたわらにあるときの温もりに、深い感謝と敬意を抱くことができるのです。
『疲れすぎて眠れぬ夜のために』角川文庫、P.228
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これは精神的な自立。
一方の経済的な自立は、
端的に言えば、稼ぐ、ということでしょう。
さだまさしさんは『関白宣言』で歌いました。
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忘れてくれるな
仕事も出来ない男に
家庭を守れるはずなどないってことを
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今は、仕事=男、という時代ではありません。
仕事も出来ない親、と読み替えたほうがいいのかも。
いずれにしても、まだまだ頑張らないといけません。
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