こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)の
「本業ブログ」にようこそ。
少し時間ができると、
本屋さんに行きたくなる。
一時期、本の購入は専らアマゾンだったのですが、
最近は、また本屋で実際に本を見ながらになってきました。
ただ、残念なのは嫌韓・嫌中といったヘイト本の存在。
毒々しい装丁と、
毒々しい言葉。
なんだか、そばを通るだけで気力がそがれていくような。
ただ、16日の毎日新聞を読んで、
なるほどなあ、とも思いました。
登場したのは、ジュンク堂書店難波店店長の福嶋聡さん。
冒頭、いきなりこうあります。
「書店の書棚には、隣国を罵倒する、いわゆる「ヘイト本」が多数並んでいる。私たち書店員は1冊ずつ本を吟味しながら売っているわけではない。売れる本は補充し、売れない分野は縮小していく」。
本屋といえども、商売ですから。
当たり前と言えば、当たり前なのでしょう。
でも、ただの商売とは少し違う。
「ヘイト本が増えたことに違和感を覚え、14年末にジュンク堂書店難波店でブックフェア「NOヘイト!」を企画したところクレームが寄せられたが、嫌ではなかった。「君は中国や韓国が日本を占領しようとしていることを知らないのか」と言われたが、「私は、そうは思いません」と答えた」。
私はそう思う。
こう考えることが、発言の幅を広げる、
というのは、以前に書いた通りです。
「私はヘイト本の内容には共感できないが、書棚から全部外せと指示もしない。読者のニーズに応えている本も、それらを批判する本と共に並んでいることは、自己矛盾ではなく、民主主義の形と考えているからだ」。
今晩、ある本屋さんで開催されるイベントを見に行きます。
月に1度は足を運ぶ本屋さんですが、
ヘイト本は置いていなかったような。。。
大きな書店。
小さな書店。
とんがった書店。
本屋さんも、いろいろあるのが、またいいのだと。
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