【翻訳】東芝問題に思う(2) | 早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

早起き税理士・会計士の「本業ブログ」 by 船戸明会計事務所

毎朝4時起き、スポーツと読書が大好きな税理士/公認会計士がお送りする税務・会計に関する本業ブログです。
トピックスやふとした疑問から、税務・会計の話題を毎日お届けします。

こんにちは。
大阪南船場の早起き税理士・公認会計士(船戸明)
の「本業ブログ」にようこそ。

 東芝問題の続報が続いています。

 弁護士や会計士で組織された第三者委員会は、田中久雄社長や佐々木則夫副会長(前社長)が関与していたと認定しているようで、昨日の日経新聞1面に報じられていました。

 記事の中から、いくつか気になったところを抜き出しておきます。

「東芝社内では高い収益目標を「チャレンジ(挑戦)」や「ストレッチ」などと表現していたことも分かった」(11日、東京新聞)。

「田中氏は早朝にメールや電話で部下に業績改善を要求するなどしていたという」(同)。

「佐々木氏は収益目標が達成できないと「なぜできないのか」「やるんだ」「イエスかノーか」と強く迫ったという。田中氏が社長に就任しても、社内の風潮は変わらなかったとみられる。これまで過大に計上した営業利益は最大二千億円規模に達する見込みだ」(同)。

 これらに対して、当のご本人たちはと言えば。

「調べに対し、田中社長や前社長の佐々木則夫副会長は「適切な会計処理の範囲内でできると思った」「具体的に指示したつもりはなかった」と反論したもようだが、第三者委ではこうしたやりとりが、実質的に損失先送りの指示に当たるとみている」(11日、日経)。


 もちろん、報道だけからすべてを判断することはできません。第三者委員会の報告を待たなければならないのでしょう。

 ただ、社長としてのひと言が、周囲にどれほどの影響を及ぼすものなのか。その自省がなかったという批判は免れないと、私は思います。


 報道されている範囲で感じたことを、いくつかの句にしましたので、ここで披露しておきます。

1.工夫しろ そう言われれば 工夫する
  会計不適 社長快適

2.ストレッチ 体を伸ばす つもりでも
  実は固まり 数字も伸びず

3.直接の 指示はしてない 俺知らん
  だったらあなたの 仕事はなあに?

4.その場所に いなかったから 謝らぬ
  つい先日も 聞いた気がする

5.西の芝 きつい陽射しに 枯れたとて
  東の芝も 青くは見えず

6.社長はね 最後に責任 取るものよ
  それができねば 社員守れぬ

 投票、お待ちしております(ウソです)。




【お知らせ】-------------------------------------

日刊「早起き税理士のスポーツ観戦記」元気に配信中!
→ http://www.mag2.com/m/0001147393.html
週刊「早起き税理士のちょっとひと言」元気に配信中!
→ http://www.mag2.com/m/0001150113.html
船戸明会計事務所ホームページ 元気に更新中!
→ http://www2.ocn.ne.jp/~asayoji/