東京(というか日本全国)は、前週末に続き、今週末も大雪に見舞われてます。天気予報が「東京で大雪」というのを、僕はいつも「どーせたいして積もらんよ」と70%引きくらいで聞いていて、大騒ぎするお天気おねーさんやおじさんの報道ぶりを、せせら笑っているのです。が、先週と今週は、まあ、大騒ぎに値するだけのものがありますね。

雪が降ると、都内の自動車の通行量がめっきり減りますね。スピードを出す馬鹿者もだいぶ減ってくれるので、それはそれで良いと思ってます。僕自身はスタッドレスタイヤに履き替えているので、雪でも晴れでもあまり変わりません。スピードも、晴れでも雪でも基本は自分の走りたいスピードで、ゆっくりと走るのも一緒です。

それにしても、スタッドレスタイヤの性能はものすごいですね。普通の圧雪路は言うまでもないのですが、ちょっとしたアイスバーンでもまったく不安なく走れてしまいます。ブレーキ時も不安はありません。スキーに行く途中で圧雪路に遭遇したりすると、(周囲の状況にもよりますが)ドリフト走行などを楽しみたくなってしまうひとも多いと思いますが、かなりスピードを出さないと、ドリフトに持ち込めないくらい、グリップ力は高いです。ほんと、技術の進歩はすごいものです。タイヤメーカーの皆さんの努力には、頭が下がる思いです。

しかし、そんな優秀なスタッドレスタイヤが、全くといっていいくらいあてにできない状況を発見しました。それはなんと、

「東京の雪」

なのです。普通の言い方だと「シャーベット状の雪」ですね。スタッドレスタイヤは、いわゆる新雪や深雪、圧雪などにたいしては、タイヤの溝の深さでもって雪を押し固め、「雪柱せん断力」というものを利用して前に進むのだそうです。一方アイスバーンなどの凍結路面ではゴムの材質や溝の加工などに工夫を凝らしてグリップを得ているのですね(このあたりはメーカーで思想がいろいろあるようです)。

ところがシャーベット状の雪は、「雪柱せん断力」が得られないのですね。もちろん、対アイスバーン性能が働く余地はありません。僕は昨年の大雪の時に、自宅に続く何でもない坂道で車が立ち往生しかけて、大いに焦った経験があります。その時はバックで坂道の下まで戻り、坂道のない大回りのルートに変更して何とか帰宅しました。スキーに行く時など、スタッドレスタイヤの性能に感心することしきりだった僕にとっては、この経験はちょっとしたショックでした。


そういうわけで、これまで同様、お天気おねーさん&おじさんは侮っても、実際に降り積もった「東京の雪」については決して侮ることなく、安全運転に努めたいと思います。



ま、雪の時は、車で出かけたりしないのが一番ですけどね。やはり、人間の二本足と、長靴が、雪道には最強ですね。





こんな偉そうなことを書いておきながら、お客さんに合うべく、スーツに革靴という姿で出かけて、危うく転びそうになった僕って・・・。やっぱ、東京都心部でスーツにゴム長で出かけるだけの覚悟が、今の僕にはないのでした。

50歳を超えたら、そんな覚悟が備わってくるだろうと期待してます。