発達障害の子供にピアノを教える時は、スタート時に困難を伴い、この子は無理なのかもしれないといつも思うのですが、気付けばいつの間にか健常児の生徒と同じように弾けるようになっています。
つまりはじめの一歩さえ踏み出せれば上手くいくのですが、それが儘ならないのが障害所以です。
教え方も一工夫が必要です。楽譜が読める子も読めない子もいるし、耳の良い子も悪い子もいます。
多動の子や自閉症の子は、ピアノの椅子に座ることからスタートです。
人と合わせることが苦手な子は、私が弾くピアノのテンポに激しい怒りを表し、パニックを起こした子もいました。でもその子もかなり難しい曲が弾けるようになるまで上達しました。
生徒も先生も我慢比べが必要で、ジッと我慢をして生徒に寄り添っていけば、はじめの一歩を乗り越えることができるのです。
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