学校に行きたくない理由は様々です。でもmimiちゃんの場合は、生まれながらに背負っていた運命とでも言えるでしょうか?
彼女は三つ子の二番目に生まれ、兄が一人だけ障害を負って生まれてきたために、小学校入学と共に離れ離れになってしまったのです。
今まで3人で同じ幼稚園に通っていたのが、兄だけ支援級のある別の小学校に通うことになりました。
3回目のセッションとなったこの日、いよいよ核心に触れるために聞いてみました。
「学校に行きたくないのはお兄ちゃんがいなくなったからなの?」
「そうなの、どうして分かったの?兄弟がいないってそれは淋しいわ」
1年生にしては大人びているmimiちゃんは、兄のことを思って愛おしそうに答えました。
「幼稚園ではお兄ちゃんの面倒を見ていたの?」
「ええそうよ、皆で見ていたわ」
皆で面倒を見ていた兄が学校からいなくなり、mimiちゃんは身体の一部分を持っていかれてしまったような不安感を味わっているのでしょう。
でも兄が別の学校に通っていると言う事実はどうしようもありません。
セッションの場で、彼女がその事実を受け入れられるよう向き合っていくのみです。
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