御祭神は遊女?移動する神社?鉄骨の鳥居?酒樽の手水?高尾稲荷神社。 | keiichiの気まぐれブログ

まるで鄙びた民家の?
永久稲荷神社からほど近く。



近代的で美しいビルの一角に

なんと



鉄骨の鳥居⛩⁉️




天井には雲の絵。龍に見えなくもない🐉




鳥居のようで、じつは鳥居ではない?

朱色の鉄骨?




おぉっ‼️

なんと美しい~キラキラ





まさかの酒樽?日本酒

特製スペシャル手水鉢‼️(^^;

一酌わ百薬の長日本酒

蛇口ひねったら日本酒が出たりして⁉️

だったらいいんだけどなぁニヤリ

(日本酒呑めませぬ)



水は入ってないけど

ちゃんと柄杓付き。タオル付き。

酒樽の手水鉢は多分、全国的に見てもここだけ⁉️







高尾稲荷神社。

たかお いなりじんじゃ






さっそくお参りを⛩👏😑




親子のような可愛い鈴♡♡








この本殿。なんとなんと!





山車‼️に乗っかってる⁉️ポーン

このまま移動して出張できちゃうかも。



山車の上に鎮座する神社も初めて見たわ(^^;



由緒板を見ると

ものすごいことが書いてあります‼️

要約すると


万治二年(1659)

江戸の花街新吉原。三浦屋の二代目遊女

娼妓の最高位である高尾太夫

容姿端麗、艶名一世に鳴りひびき、和歌俳諧(はいかい)に長じ、比類のない全盛を誇る。


当時19才の彼女は

仙台藩主、伊達綱宗侯に寵愛され、大金を積んで身請けされたが

既に意中の人あり、操を立てて侯に従わなかったため

怒りを買って、隅田川の三又(現在の中洲)あたりの楼船上にて

吊り斬りにされ、川中に捨てられた。


その遺体は数日後、北新堀河岸に漂着

そこに居合わせた僧が遺体を引き上げ

手厚く葬った。

そんな高尾の不憫な末路に人々の同情が集まり、社を建て、彼女の神霊

高尾大明神を祀ったのが起縁。


現在、稲荷社としては非常に珍しく

実体の神霊(実物の頭蓋骨)を祭神として

社の中に安置している。

という。


「太夫」というのは

最高位の娼妓のみに付与される称号なんだそうな。


現代風に言えば

ソープランド御指名No.1のおんなのこが

客人に吊り斬りにされ、川に捨てられた?


そんな!(><)あまりにもかわいそう

彼女になんの罪があるというのか?


当時はそんな時代だったのだ。




なんだかとっても悲しくなってしまった。




そんな事情とは裏腹に

山車の上はたいそう賑やかで楽しそうニヤリ

気を取り直して




お狐ちゃま🦊

飴1個お供えされてる。




この中に、彼女の神霊が眠っている?

とてもそんなふうには見えないけどね。






遊女の御祭神。

山車の上に鎮座するお社。

鉄骨の鳥居⛩

酒樽の手水鉢。

まさかの!実体の御神体。

これほど、一風変わった神社も初めてです!

これだから神社巡りはやめられない爆笑






さよなら姫👸

今日も平穏無事を照れ