2日ほど前のニュースで、
「ツイッターの書き込みが累計200億件になった」
と出ていました。
近年ものすごい勢いでユーザーが増えているようで、
毎日30万人ペースで増加、
100億件からは5か月弱だったようです。
そしてさらに、日本人がキリ番をゲット!
・・・これはまあいいとして、
日本からは毎日800万件書き込みがあり、
世界全体の12%だそうです。
すごい勢いですが、個人の利用もさることながら
ビジネスの世界でも続々とソーシャルメディアとしての
可能性が注目されてきて、利用シーンが増えていること
も大きく影響しているのでしょう。
どこそこの会社がツイッターを活用しだした、、とか
こんな利用法をしていてこれだけの成果?が、、とか
ニュースなり雑誌の特集なりで毎日のように見かけ
ますからね。
いかにも自分(の会社)は先進的で情報に敏感です、
と言いたげな様子で。
とにかく、猫も杓子もツイッター、な印象です。
何となく、ツイッターを活用していないと「遅れている」
イメージ・気分にいつの間にかなってしまう。
さて、これはそんな世の中をみていつも気になる
ことなのですが、
日本という国は、やたらに世界、特にアメリカのトレンド
に対して、かなり盲目的に従順すぎはしないでしょうか。
あるいは、一部で話題になってきたモノやサービスに対して
特にビジネスの世界を中心に、過剰反応をして
まるで強迫観念にかられたかのように
我も我もと競い合うようにやたらと取り込もうとする。
勿論、ツイッターがここまで急速に普及している状況は、
その利便性や特徴からみてもそれほど不思議ではないですし、
「流行に乗る」ことになるかどうかは別として
生活にビジネスに取り入れる価値は、わかります。
ビジネスでも局地的なタイムセールの告知などで結果を出し
成功しているような例もあるようですし。
ただ、よくよく見てみると、サービスの一環で取り組みを
始めたものの、使い方をよく理解していなかったり、
いまいち利用価値が確認できず放置されてしまっていたり、
せっかく使っているのに価値の無い無駄な情報ばかり
書き込まれていたり、そしてさらにそれを若手社員が
半ば個人の私物かのようなノリでしかも片手間に担当
していたり、、というケースが多いように思います。
まあこの手のタイプは、イマイチ目的や使用法を理解せずに
流行ってるからとりあえず取り組んでみた
=それが企業として情報や流行に柔軟な姿勢を表している、
と勘違いしているケースが殆どなんでしょうけど。。。
個人であまり価値の無い無駄な情報を展開したいのであれば
百歩譲ってご自由にどうぞ…という感じですが、
企業という組織として、ビジネスの対価として利益を得る
営利目的団体として、そんなに感覚的で無戦略かつ盲目的に
取り組んでいるところがあるという事実が何やら残念です。
取り入れる目的・意味や利用価値、運用体制やクオリティ
など、色々なことを考えてしまう性質なので、
どちらかというと自分は動きが遅い方かもしれず、だから
そんな風に批判的に感じてしまうのかもしれません。
ただ、無戦略に動き出して、結局身になりませんでした、
というのはあまりに短絡的だと思いますし、慌ててでも
対応しないとそもそも利用価値が無くなったり利益が
マイナスになる、というデメリットでもなければ、
一歩待って考えてみるのはむしろ必要なことではないかと
思うわけです。
むしろその方が、もっと効率的かつ効果的にサービスを利用
できると思うのですけど・・・。
もっとも、日本でそれだけの利用がある、といいつつも、
その内訳、つまり日本の実際のユーザーが何人いるのか、
どんなプロフィールなのか、はよくわかりません。
ごく一部の「ハマってしまったヘビーユーザー」が集中的に
利用数を上げてるんでしょうし、利用者は若者に集中して
いるんでしょう(?)し。
また、情報もちゃんと選ばなければ「~~なう」という
表現で話題にもなったような、正直知りたくも無いし
知る必要も無い無駄な(ごく一部の特定の人にしか価値がない)
情報が林立してしまいます。
うまく自分に有効な情報を効率的に取り込む体制をつく
らなければ、そんな雑情報に時間をとられ、必要な情報
は埋もれ、結果的にメディアとサービスに振り回されて
しまうことになります。
かくいう自分は、若干数のニュース速報配信アカウント
のみを中心にフォローして、基本的には自分ではほぼ
つぶやかない、という使い方をしています。
ニュース速報についてはかなり便利で、タイムリーに
発信された情報を仕入れられて、それが翌日に新聞に
載っている、ということがよくあります。
新聞発行のタイミングよりもリアルタイムに知ることが
できるし、そういう使い方は特徴をよく掴んでいて
利便性が高いと思います。
※勿論使い方は自由ですが、個人的にはこれは
おススメしたいところです。。。
今後、おそらく次第に使い方や利用価値などが見直され
淘汰され、洗練されていくことにはなるのでしょうが、
そもそも利用する目的は何なのか!?また、ツイッターを活用
することが本当にその手段や解たりえるのか!?
について、もう少しシビアに考えていくべきではないでしょうか。
個人もビジネスも、限られた時間の中で効率よく対処しなければ
立ち行かなくなるのが、今の「便利な情報社会」。
自分の力で「不便な情報社会」にしてしまわないよう、
情報社会に対するインテリジェンスを持って生活していきたい
ものですよね。