アメリカのある調査会社の調べによると、アメリカでのこの4~6月の
スマーフォン市場において、グーグルのOSアンドロイドを搭載した
携帯が33%のシェアになり、初の首位になったそうです。
これまで首位だったRIMのブラックベリーが2位に大きく落ち、
iPhoneは3位。
アンドロイドが各社の機種に搭載されて、一気にシェアを伸ばした形
ですね。
日本ではすごい人気ですが、意外にiPhoneのシェアは低い。
※OSの話です。
日本とアメリカでは色々事情が異なるのだな、と思いつつ、ところで、
スマートフォンの流れが、日本も含めてその後どうなっていくのかに
ついて、考えてみました。
まあ勿論、いわゆる有識者でもなんでもないですが。
とりあえず、今回のこのニュースからわかることは、我々の認識で
「世界で人気のiPhone(のOS)」は、実は意外にそうでもない、ということ。
他国はさておき、少なくとも御膝元のアメリカですら1位でも2位でも
ない。
伸び率をみると、アンドロイド搭載携帯は昨年末から伸び続けている
にも関わらず、RIMとiPhoneは同じ時期から下降一直線。
使いやすい機種やOS、アプリなど色々な条件が絡んでいるので
しょうが、アメリカでは、すでに圧倒的にアンドロイドに傾いている。
これが、日本にくると、どうなるのか。。。
先日のアンケート調査によると、スマートフォンを持ちたい人のうち、
次に購入する時にiPhoneにしたいという人がエクスペリア
(アンドロイド搭載)の倍。
これは相当iPhone人気はおさまらなそうです。
しかしながら、ドコモは今急速にアンドロイド搭載のスマートフォン
シェアを伸ばしていますし、何せ日本で圧倒的に加入者数の多いのが
ドコモなので、機種や環境が整ってきた場合には、ソフトバンクの比
ではなくなるでしょう。
また6日のニュースでは、日本通信が、輸入したiPhone4をドコモの
回線でSIMカード(フリー)に登録し、使用できるようにするという話も
あります。
機種代が高額なこともあり、正直良いとは思えませんが、機種が
iPhone4なだけで、ソフトバンクとの契約の必要がない、ということが
ニーズとして存在することの裏返しでもあるのだと思います。
スマートフォンが日本市場ではまだまだ成長段階にあることは先日
ニュースで出てましたが、このまま伸びていくにあたり、ドコモの
アンドロイド搭載機種の数やクオリティがかなり結果を左右するのでは
ないかと思います。
スマートフォンが出たての頃は、その多機能による圧倒的な利便性
により、iPhoneは絶対的なブランドとして存在していたと思います。
(便利でオシャレな)スマートフォンを持つには、ソフトバンクとの契約
が必要と認識されて、渋々持つ人と、(既存のドコモと)2台持つのが
嫌で我慢してた人もいると思います。
ただ、それがドコモによってスマートフォン機種が充実された場合には
どうなるのか。
おそらく、iPhoneに強い執着を感じなければ、ドコモのままで、
アンドロイド搭載携帯を選ぶのではないでしょうか?
つまりポイントは、まさに「iPhone」や「マック」という「ブランド」をとるか、
否か、です。
と考えると、なんとなく、結果残るのはいわゆる「りんご党」・・?
出たての頃はその革新性から、何をおいてもiPhone!でしたが、
さすがにしばらくすると、他のOSが出てくる。
すると、iPhoneオンリーよりも、アンドロイドのように複数メーカーに
対応できると機種は豊富に出て、選ばれる競争を通じて全体として
そっちに魅力が移っていく。
ここでふと思い出すのは、ウィンドウズとマックの関係。
マックはその技術力をパソコンで発揮しましたが、やがて
ウィンドウズにシェアを奪われ、一気にその差は拡大・・・。
やはり、シェアが多い方に、開発者も、メーカーも、ユーザーも、
何だかんだと流れていく。
それが日本になると、尚更でしょうね。
群集心理に流され易く、周りが使っているとか、シェアナンバーワン
とか、その手の謳い文句に弱いのはお国柄もあるでしょう。
周りもやってれば、安心、と考える。
加えて、アメリカの真似ごとが得意であり、大好きでもある日本。
アメリカ(=技術の先端国)では~~、というセリフが、群集心理を
さらに掻き立てる決めゼリフとして頻出していくことになる。
機種が出揃ってiPhoneの際立った優位性がなくなって、アプリも
充実してきて、契約先を変える手間も無く、iPhone自体にどうしても
というこだわりがなければ、おそらくほとんどの人がそうだと
思いますが、皆ドコモでスマートフォンを使いだすことになるのでは
ないでしょうか。
その結果シェアが圧倒的にドコモに流れるとiPhoneは少数派に
なっていき、気が付いたら数年後にはりんご党にロイヤリティを感じる
人のみが残っていたり。。
(そもそもそれがマックの姿勢ですし・・・・)
ちょっと話がOSから外れてしまってますが、とにかく、マックオンリー
ではなくて各メーカーにオープンなグーグルOSに、ウィンドウズの時と
同じようにシェアを奪われていく構図が見えるのです。
最新のニュースで、アップルにはiPhone5の計画もあるとか無いとか
ということですが、おそらく、4が5になったところで、今ある基本機能
(用途や形状)からは、それほど変化は無いことでしょう。
(もともと同じスマートフォン=iPhoneですから。。。)
4が出た時も全体的に若干グレードアップした感じなだけで、そもそも
最初に市場をとった時のような斬新さ、革新性はもう出ようが無い
わけで、5になっても同じこと。発売当初は人気出るかもしれませんが、
シェアをひっくり返すだけのインパクトはもう無いと思います。
そうなるともう、アンドロイド社会。
先が見えました。。。
さあ、はたしてその通りになるのでしょうか・・・・。