「小さな小さな王様」
アクセル・ハッケ作 / ミヒャエル・ソーヴァ 絵
お話も素敵ですが、絵がまた好きなのよね。
これしか持ってないんで他のも全部集めたいものです。
*****
初めは大きくて、年をとる度どんどん小さくなる…
小さい方が偉い…
誕生は、王様と王妃と一緒にきつく抱き合ってベランダから飛び降りる
「…そのまま二人でベランダから飛び降りるのだ。地面についた時、二人がちゃんとしっかり抱きしめあい、なおかつ、目もちゃんとしっかり閉じていたら、地面はまるでトランポリンのように弾み、その勢いで二人は天まで飛び上がることができる。そのときに、二人は空から星を一つとってきて、それをベッドの中に入れておく。朝になると、そいつが目を覚まして、おれたちの一人になるわけだ」
*****
架空の世界と現実の世界がかかれたリアルに想像しやすいお話。
大人の絵本が一頃流行っていたけど
勧善懲悪のいいお話じゃなくて、
色んな事を考えるスイッチみたい小話がちりばめられた絵本がいいな。
こういう。
想像力・発想力って補充しないと欠落していくものかも
こういう絵本で人の想像したものを想像して補っていけたらいいな。