皆さん こんにちは。  突然ですが、 1997年3月号時刻表の臨時列車ページを

 

JR西日本では、 京阪神近郊のスキー場に向けては、日帰り用の臨時快速を運転していました。

実車の写真は、ないのが申し訳ありませんが、

右上の 快速スキーホリデーびわこ号。 和歌山6時31分発 新大阪8時9分発と通常の快速停車駅に留まって湖西線近江今津まで。 その湖西線向けには、 姫路からも 快速スキーホリデー箱館山号が運転されて 姫路は早朝5時35分発 湖西線内は主要駅停車で永原に向かう列車でした。

その隣には、新快速赤穂備前ホリデー号があり、 通常の播州赤穂行を延長 長浜から 赤穂線経由で岡山行となっていました。

 

その隣のページ 右上に。 快速丹波路ホリデー。 なんと 始発は、草津線の拓殖駅。  定期運転の大阪行 快速を期間中だけ 福知山まで延長運転したものでした。 終点も 福知山ということで 拓殖発、福知山行。なかなかのルート設定ですね。

 

そのほか、ありそうで なかった というか  ありそうであった。 臨時快速が 左下に。

臨時快速ウエスト関空81号 姫路発 新大阪経由 関西空港行。 81号の方は、単純に新大阪駅でスイッチバックしたと思われるのですが、 帰りの82号の方は、大阪駅は経由せず。 恐らく新大阪発車後 吹田方面のどこかで スイッチバック。 北方貨物線を通って 姫路に向かっていたようです。 

 

その次のページには、 京阪神地区の快速停車駅案内が。 下段のJR宝塚線には、 新三田以北で相野しか止まらない 快速が運転されていました。 現在の夕ラッシュ時の大阪発新三田行を 相野のみ停車で篠山口行として運転。 大阪ー篠山口間59分で結んでいました。

 

その時刻表がこちら。

この時は、普通電車は、全て大阪駅始発。で 大阪発篠山口行の普通も運転されており、先の快速と新三田駅で緩急接続していました。 これは 現在のダイヤでも引き継がれていますね。 新三田行の快速を、終点で先行する 東西線からの篠山口行快速が 乗り換え待ちをするようになっています。

 

一番上の阪和線のページには、 関空特快ウイング号が走っていました。

 

その関空特快ウイング号。

関空特快ウイング1号 関西空港行。 223系0番台5両編成でした。 飛行機のマークに関空特快ウイングと字幕に入っていました。 関空特快は 日中1時間に1本 京橋ー大阪ー天王寺ー関西空港間に7往復していて 指定席車が1両連結されていて 1号〜14号と号数がふってありました。 また JR難波発の2両編成の関空快速が1時間に1本あり 天王寺で京橋からの6両編成と併結して関西空港に向かっていたのですが、下りの関西空港行だけに JR難波からの2両のうち1両が指定席車となっていました。 そのため 全車自由席の関空快速も含めて 全てに号数がついていて 下りは 関空快速1号〜81号。上りは2号〜86号までありました。

 

103系との並びも撮っていました。

 

関空特快ウイングは 停車駅が少ない割には、 早くなく。 指定席については 極端に利用率が悪く

特快も 指定席車も 4年ほどで廃止になっています。 合わせて 号数表記も無くなりました。

 

御覧頂きましてありがとうございました。