皆さん こんにちは。  早速のコメントありがとうございます。 年代によっては 超有名急行でした。

 

まずは 余談から、 右端に 特急まつかぜ1号 大阪発博多行 長距離特急。 さんべ2号の右横には、 豊岡発門司港行の長距離普通列車が。 それと 地味に注目は、L特急やくも1号です。

米子と松江の間に ナイフとフォークのマーク。 当時は、キハ181系で運転され 食堂車の営業もありました。 

急行さんべ 下り2号上り1号。 鳥取ー熊本間を走る気動車急行です。 走行距離も 確か 先日ご紹介した 急行ニセコ2号に次ぐもので 所要時間も 12時間9分もかけて走っています。

この急行の特徴は、 長門市駅で分割され グリーン車指定席組込の基本編成が 美祢線から山陽本線を走って 下関に。 付属編成の方が 2分後に発車して 山陰本線を直進 下関に3分早く着いて 基本編成を待って 再び連結。関門海峡をくぐって 熊本まで向かっていました。

当時は コメントにも頂きましたが、鉄道ミステリィーの推理小説のアリバイ工作にも使われました。

鹿児島本線の時刻表です。 当時の時刻表では、全国どこでもそうですが、 中距離都市間輸送の主役は、急行列車で、特に 博多ー熊本間は、475系電車急行ぎんなん号の隙間を埋める形で運転されていました。 その 博多ー熊本間  現在では 新幹線が走りますが、 当時は、急行ぎんなん号に加えて 豊肥本線直通の急行火の山。 肥薩線直通の急行えびの。 西鹿児島行きの急行かいもんを合わせて 急行列車が 朝から夜まで30分から1時間間隔で運転されていました。 特急有明は 485系と583系使用で 西鹿児島方面への長距離輸送を主目的で10往復で そのうち 数往復は食堂車の営業をしていました。

 

美祢線の時刻表です。上の欄の さんべ1号が 熊本発鳥取行で こちらは12時間19分と10分余計にかかっていました。  

 急行ニセコ2号も そうでしたが、 この急行さんべも  鳥取ー米子間 山陰ー九州間 小倉ー博多間 博多ー熊本間の4つの列車を1本にしたような列車でした。

枠外の案内に 山口線の津和野駅にそばマークが ありますが、 現在も営業しているんでしょうか?

 

最後に キハ58の写真を

1985年の博多駅です。 恐らくなんですが 急行由布1号 久大本線経由別府行きです。

急行さんべ1号も こんな感じで 博多駅を出発 長駆 途中で分割併合を実施して 鳥取を目指していたと思います。

 

御覧頂きましてありがとうございました。