さて、逃走階段です。


あ、逃走階段とは、大島の作品

リングワンデルングから浜に降りていく

作品で、土日祝の10時45分からのツアー形式で

参加しないと観れない、ちょっと狭き門の

作品です。

なかなか観れず、今回再トライで 

朝の1便に乗れました。


逃走階段その前に



リングワンデルング(入所者さんが作った

相愛の道)この細い坂道から見える海が

素晴らしい、、






さて、浜に降りる階段のとこに来ました。

ここからは、こえび隊さん(瀬戸芸ボランティア

スタッフ)の、説明と注意を聞きながら、、

ゴム手袋が配布され(あちこち掴まりながら 

降りるため)


『両手は必ず使えるよう、携帯は

撮りたい気持ちはわかりますが、

降りてからにして下さい』



段差があるから、確かにちょっと危ないが

いけないこともない

そんな感じ

写真はさすがに撮れなかったけど


作家さんの想い

公開に際して、危険だからと、規制がかかり

普通公開ではなく、どういった形で公開

するのか、ちょっと関係者の方々から

いろんな意見があっただろう作品、、

足元が石だし、滑って転んだらね、、

(写真をアップして読んでみて下さいね)


そして、


浜に降りました


秘密の隠れ場所を見つけた気分です!








ただ、ただ、穏やか、、

そして、ゆっくり船が往来するのが見える海


ここが大島だから(ハンセン病隔離施設の島)

ついここに辿り着いた入所者は

どんな風に見えただろうか、、と考える


振り返ると結構な崖、、、


この浜に貝掘りした、、と入所者は

どうやって降りてきたんだろう、、




今回、こゆ石積みと木で階段を作り

山から降りる道ができた

石積みが凄かったですね、、


作家さんは、島自体、規制が多いためか

息苦しさを感じたそうです。

そこで、生活区域から一番離れた

入所者さんが作った相愛の道を

リングワンデルングとして整備し

今回は浜に降りる階段を作り

エスケープルート、、としたようです。

逃避するための空間でしょうか、、

実際、海から逃走する人は後を立たず

泳げきれず亡くなる方は多かったよう

ですが、この相愛の道は、入所者さん達も

夫婦や仲間と楽しく登ったようです。





浜に降りる階段から、リングワンデルングに戻り

林の中を眺めると、、以前みたより

なんだか明るく上の光と繋がり

光がさしてるような、、明るくなった気が

しました✨ 季節や時間もあるかもだけど、、


前見た時は、もののけ姫に出てくる

コダマがいそうに見えたのに、

陽が上からさしてるからかな?


こんなに明るい森だったっけ?

変わりはじめてるのかもしれない、、

森も大島自体も













行けて良かった


今回、瀬戸芸には大島の案内所の

スタッフの一人として、参加させてもらい

いろいろ感じることや、勉強になったことは

多かった


でも

この島の、ほんの一部しか見れてない

そんな思いも、感じました。

でも、この島に入所者はあと38名


だんだんと減り、この島をどう維持するのか

どう変わっていくのか、見届けたい


そう思います。


では、、

わたしも日常に戻り

自分の生活で精一杯やれることを

楽しみます✨


さてさて

で、大島から、今回は男木島にちょっと

渡りました。











この黒い船❗️


海賊船きたー!


この船、大島青松園の従業員用の船

なんですが、ふだん土日祝だけある男木便の

船はこれじゃないけど、今回、乗れることに、、


観る度に乗ってみたいと思ってた!

有名なデザイナーさんがデザインした船

だそうです。




男木島に到着❣️


思えば、、、

逃走階段ツアーから、この船にのり

島にたどり着く、、

これが大事だったように思う。

男木に渡る便は土日祝だけ

ああ、、だから、土日祝の朝のツアーしか

ないのかもな、、、(ちがうかな?笑)

とちょっと思った 


逃走階段を作り、浜に降りたなら

船がいるよね、、って思いながら

観てたから、、、


体感できて良かった


さて、男木島の作品は見残した

2作品だけ見ました


つづく