ご好評をいただいている『オンディーヌ』。作品のテーマである「時」と「虚無」、「自然と人間」、そして「愛」と「儚さ」。その美しい戯曲が演じられる舞台装置もまた、巧みに計算された「作品」であり、お客様にとっては観劇の楽しみの一つでもあります。

そこで、今回の『オンディーヌ』の舞台を最も楽しめる座席はどこなのか?を、出演中の俳優からこっそり教えてもらいました。が、このブログを読んでくださっているみなさんには、その俳優の言葉をしっかりとお伝えいたします!まだお席を確保していない方は必読ですよ。


『僕のオススメは2階席2列目、上手(舞台に向かって右手)の端。舞台が立体的に見え、照明の美しさもより楽しめます。舞台稽古中に見切れチェックのため会場のあちこちから芝居の進行をみるのですが、この席で観た時は、危うくお客として観入って(魅入って)しまうところでした。1幕など1階ではあまり見えない湖のきらめきも2階からはよく見えますよ。』


みなさん、メモしましたか?『2階席2列目、上手端』です。試しに筆者も確認して参りました。確かに、2階席2列目より後ろのお席は1幕の円形舞台をより完全に近い形で、かつ立体的に楽しむことができます。

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実際に2階席2列目、上手の端に座って見るとこんな感じです。
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しかも、2幕では王と王妃が上手に向かって座っていますね。
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3幕も...... いかがでしょうか。
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ご覧いただいた通り、全幕を通して、上手「端」でなくとも「上手側」なら十分にその全景を楽しめそうです。

どうやら、この俳優さんのアドバイスにはとても価値がありそうですね。ちなみに、2階席上手側のお席が残っている公演日は、まだあるようです。

良いお席はお早めに!
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