梅仕事~ 梅干① 下漬 け
梅仕事~ 梅干② 本漬 け
の続きになります。
梅仕事~梅干し~ の覚書です。
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梅干しを漬けた後は、土用の期間(7月19頃〜)の晴が続く日に合わせ、天日に干します。
仕事をしているため、週末限定の梅仕事なため、なかなか難しいのです・・・
一日目の梅干し。
わたしにとってはコタえる暑さでも梅たちのとっては、やっぱり心地よさそうです
(๑´ᴗ`๑)
↑ 土用干し2日目の梅干し
出来栄えは・・・この年は小ぶりで紫蘇の色づきもイマイチ💦
何年も梅仕事をしていると、梅やシソの触った感じで予測できるようになってきました。
↑本漬けした時の赤紫蘇。
元気が無く柔らか過ぎた感じで、梅酢を入れた時の鮮やかな赤紫にならず。
それでも、ほんのり染まった杏子色の小さな梅干しは、手塩にかけた分、とっても可愛くて。
( *´艸`)
梅と塩とそして微生物たち。
これから幾年かの歳月をかけて、
深みのあるまろやかな味へと育っていきます。
干し終わった梅干し。
梅干しづくりの記録は、2019年のものなのですが、この年に出来た梅と2017.18年ものと並べて味比べをしたのです・・
香りは、年数を重ねるほどフルーティな香りがするそうなのですが・・
味は…
2019年 出来上がりほやほやの梅は、塩っぱい(。>ㅅ<。)〜 スーパーパンチです🤜
2018
やっぱり塩味まろやかでフルーティ♪
一年経つとこんなにも塩が優しい味に変化するのかとしみじみ。
2017
2018よりは深い味はしますが、それほど変わらないかなー。
産地も製法も同じではないので、比べようがないですが…
2割の塩なので、とにかく酸っぱい!(>_<)・°°
食べると細胞がビックリして、免疫上がりそう!
その年は、梅干しを頂く機会がある年だったのですが、
こちらは、茶色く濃い色の梅干し。
オットの父の実家でいたものです。
なんと。30年物(๑°ㅁ°๑)‼✧
私が作っている梅干しは、5年ものまでなので、
0が1つ多い!めったに食べれません。
食べてみると、とってもまろやかで、酸っぱくありません。深みが半端なく。
毎年頑張って梅仕事をしているご褒美なのかしら
・・*✲゚*( *´﹀` )*✲゚*
いくつかもらってきて、早速娘に食べてもらいました。
当時娘は20才。
自分の生きた年月よりも10年も長く生きている、梅干しと微生物。
娘のおなかに入りサポートしてくれるのかと思うと、不思議を感じてしまいました。
彼女のお腹の菌たちの番長になるのではないだろうか…
( *´艸`)
こちらは同じ年、娘が友人の実家の徳島に、阿波踊りを踊りに行ったのですが、その時おみやげで頂いた徳島産の梅干しです。
はるばる遠くからやってきた梅干。
私のお腹の常在菌たちと出会い、仲良く協力して、サポートを強化してくれそうですね
。゚✶ฺ.ヽ(*´∀`*)ノ.✶゚ฺ。
土用干しが終わったら、床下で静かにお休み・・・・ではなくて
微生物たちは、まろやかでおいしい梅干しに育つよう、密かに仕事を続けます。
この時は、5年ものを目標にしていたのですが
現在の床下収納はこちらです。
2018〜2022年もの
途中、今年は体力ないのでやめよう…と思いながらもなんとか続きました。
このあと、2023年物も加わりました。
今食べているのは2018年ものです。
相変わらず酸っぱいですか、一人暮らしの娘も無くなるたびに持ち帰ります。
そしてこの収納庫に、2024年ものが加わる予定です♪
仕込みは来週あたりかな…
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私の実家では昔は梅の木があったので、祖母がたくさんの梅を梅干しにしている作業を見てきました。
娘は本漬けからの参加でしたが、
私自身、梅干しを漬け始めたのは、
次男が赤ちゃんの時にアトピ子になってからですので、20代後半くらい・・・
なので、10代での梅干し作りにチャレンジは早いなあ・・・
彼女自身、身体と20近く年向き合ってきて、必要を感じたのでしょうか…
アレルギーな経験はとても辛く大変な事も多いですが、こうやって本当に大切なものを選択できる目が、小さいうちから磨かれているのは親としてうれしい事です。
どんなことでも辛い事と同時に同じくらい良い事もあるのだなあ・・・と改めて感じた2019年の梅仕事でした・・・(*ฅ́˘ฅ̀*)
昔ながらの大切なものを、次の世代のに繋がっていったら素敵だなと思いました。
(๑´∀`๑)