5月5日

 

 

 

 

 










 

端午の節句(こどもの日)は、五節句のひとつ、菖蒲の節句です。

 



 

 

 



古代中国では、天候の不安定な古代中国の雨期に、厄を払うため、薬効の多い菖蒲をつかって、菖蒲湯に入ったり、刻んでお酒に飲んだりしたようです。

 

 

 

 

日本には奈良時代に伝わり、平安時代には薬玉を吊るしていたとか。

 

 

 

 

 

 

 



薬玉は、香料を袋に入れ、菖蒲やよもぎを結んでつけて、青・赤・黄・白・黒の五色の糸を垂らしたもので、邪気をはらうと言われていたようです。この五色の色は、木・火・土・金・水の五行の色ですね。五色(ごしき)は宇宙にたとえ、宇宙のように果てしない大きな力は、どんなものにも打ち勝つ、という意味もあるようです。

 

 

 


※ハーブを使った薬玉を作ってみました。↓







 

端午の節句といわれるのは、

 

~旧暦では午の月は5月に当たり、5月の最初の午の日を節句として祝っていたものが、後に5が重なる5月5日が「端午の節句」の日になった。「端」(はし)は「始め・最初」という意味であり、「端午」は5月の最初の午の日を意味していたが、「午」と「五」が同じ発音「ウ-」であったことから5月5日に変わった~  Wikipediaより

 

 

とありました。

 

日本では、男の子の健やかな成長を願う行事になっていますが、5節句のうちで唯一祝日ですね。

 

 

我が家の子供は、上二人が男の子だったので、毎年兜や五月人形を飾っていましたが、すでに大人になってしまったので、今は柏餅を食べるだけになっています・・。

 

 

 

 

端午の節句は男の子の行事のイメージですが、遥か昔の時代、田植えの前に、女性だけが菖蒲やヨモギで葺いた家の中に閉じこもって過ごしたことから女性の節句ともいわれていたそうです・・。

 

 

 

 

 

 

 

韓国では「タノ」と言われ、旧暦の5月5日に行う山の神に豊作を祈る日だそうです。

菖蒲をに出したお湯で髪を洗い、菖蒲で作ったかんざしを身につけたり。女性がブランコに乗って楽しむ日だとか。

なんだか楽しそうですね。

 

 

 

日本での行事は、

 

 

 

◆ 兜をかざる ◆

 

武家社会からの風習のようで、兜を飾ることで、病気や事故から身を守り、力強く育ってほしいという願いがあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆柏餅◆

 

日本発祥のお菓子で、春の新芽が育つまで、古葉がおちないことから、子孫繁栄の縁起物だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ちまき◆

 

ちまきはおもちを笹の葉に包んで蒸したものですが、難を避けるようにと厄払いの意味があるのだとか。

中国の詩人の屈原という人を慎む故事に由来するそうです。

日本では、京都の和菓子屋さんが最初で500年以上も受け継がれているのだとか。

端午の節句に登場するようになったのは、江戸時代からのようです。

 

 

 

 

 

我が家の住んでいる関東では、柏餅を頂きますが、関西ではちまきが一般的のようですね。

 

 

 

 

 

 


※ちまきを作ってみました( *´艸`) ↓






 

◆菖蒲湯◆

 

端午の節句は、菖蒲の節句ともいわれますが、勝負 尚武 に通じるからだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

などなど、たくさんありました。

 

 

端午の節句は、おいしい柏餅やちまきを食べて、菖蒲湯でしっかり温まって寝ようと思います・・・。

 

 

 

 

菖蒲湯について詳しい記事はこちらに・・・