桜の樹の下に 静かにひとつずつ
眩しい想い出を 埋めてしまいたい
巡りくる 春の日に
時のかけら 散りばめた 花が咲いて
あの人の肩先で
ひそやかに歌うでしょう
〜 桜遊佐未森〜
春といえば桜・・・を思うほど私たちとって身近な花ですね。
桜の花は英語でCherryblossomですが、今ではSAKURAのほうが世界的にも馴染みつつあるようです。
日本では国花は法的には定められていませんが、天皇の家紋の菊とともに国花として位置づけされています。
観賞用の桜といえば、江戸時代末期から出現した、ソメイヨシノが有名ですが、数百種もの品種があるようですね。
黒の中に赤色を過ごしずつ・・滲ませていくと、桜の花が満開に。赤は生命の色
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また、果実は可愛いサクランボ。
葉は塩漬けにして、桜餅に使われたり、
江戸時代からは、おめでたい席にはさくら茶が出されたり…食べても魅力的です❤︎
ちなみに、関東風の桜餅はこし餡を円形の皮でくるっと巻いたクレープのようなお餅で長命寺餅、
関西風は道明寺粉という餅米を蒸して餡を詰め、桜の葉で包んでいる道明寺餅
があるようです。私はどちらも大好きなのです・・❤︎
( *´艸`)
サクラの 「さ」 は 「稲」 、「くら」 は 「神様が宿る座」を意味している言われ、はるか昔から神聖な花とされていたようですね。お花見は、桜に豊作を祈る行事だったそうです。
桜の美しさにいつしか桜を愛でながらの宴が始まります。
それが今のお花見に続いているのですね…
芭蕉を始め、桜を題材にした俳句は数えきれません。
現代でも卒業シーズンには、桜をテーマにしているポップスが毎年たくさん歌われるなど、
本当にたくさんの人から愛されている花だと感じます。
遊佐未森さんの 「桜」 の歌詞を載せてみましたが、30年以上前の曲です。
初めて耳にしたのが、カップヌードルのCMで流れていた「地図をください」という曲で、その透き通る歌声と、どこか懐かしい曲調は誰なのかしら・・・と一瞬にしてファンに❤︎
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桜の花言葉は、「精神の美」「優美な女性」
サクラという名の語源は、日本神話で最も美しい女神コノハナサクヤヒメ(木花開耶姫)からきているそうです。
桜が、コノハナサクヤヒメにあやかったというくらいとても美しく、ニニギノミコトは一目ぼれします。
そうしてめでたく結ばれ、一夜を過ごしただけで子が授かりました。
桜の咲く季節にと思いましたが、遅かったようで、ほとんど散っていました・・・。
そんな奇跡に、ニニギノミコトは疑いをもってしまいます。あまりにも美しかったからでしょうか・・・
コノハナサクヤヒメは、実の子だとわかってもらうため産屋に火を放ち、その中で3人の男の子を無事出産したということです。
北口本宮富士浅間神社 2022.4.20
御祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)
その事から、安産・子育ての神様なのだそうです。
美しく、芯が強く、潔く 本当に桜のような女神さまですね・・・
同じ日に訪れたのですが、少し北よりなので、桜が咲いていました。
こちらは東口富士浅間神社です。11月頃訪れました。
富士山登山道須走口の起点にあり、須走浅間神社とも呼ばれています。
鳥居には、「不二山」とありました。「不二山」は富士山のことを指しますが、二つとない美しくて偉大な山という意味だとか。
東口本宮富士浅間神社 2023.11.3
御祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)
もうすぐ春分。
春分の次候
桜始開(さくらはじめてさく) のも、もうすぐですね🌸
咲いて美しく、降り注ぐ姿も美しく・・・
とっても楽しみです。
(*ฅ́˘ฅ̀*)
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