立春を過ぎ、寒いながらもほっと温かくなるような日もあります。
枯れ木に花を咲かせるように、梅から始まりピンク色の可愛い花がこれからたくさん見られそうですね。
( *´艸`)
その中でも桃の花は、その名の通り鮮やかな桃色で春の訪れを感じさせてくれます・・。
桃の花言葉は、天下無敵 チャーミング
とっても可愛らしく微笑むのに、天下無敵だなんて…チャーミング過ぎて怖いもの無し…?
中国から伝わったピンク色の可愛い花。
その実の桃は、中国でとても縁起の良い食べ物のようで、仙人が食べる仙果として大切にされてきたのだそうです。
魔除けや厄除としても活躍していたとか。
桃は2500年くらい前から中国に栽培され、日本には弥生時代以前に伝わったそうです。
と〜っても長い歴史があるのですね。
日本では、神話に出てくる イザナギノミコト という神様が、黄泉の国から逃げる途中、追いかけていた黄泉の国軍に桃を投げて退治したことから、桃に
「大神実命」という神名が授けられたそうです。
それから、鬼を避ける「大いなる神の実」と知られるように。
室町時代に登場した、桃太郎が鬼を退治に行くお話からも、桃は強そうな感じがしてきました。
( *´艸`)
そんなパワー満載の桃ですので、雛祭りでも桃の花に、無病息災の願いを込めて飾られる事が多かったのですね。
桃が強い理由として、桃には邪気が無いからという説がありました。
桃の無邪気に触れた鬼から、邪気が消えてしまうのだとか。
確かに桃は、ピンクでフワフワしていて、まるで無邪気な赤ちゃんのようですものね。
怖い鬼も癒されるのかもしれません。
(*ฅ́˘ฅ̀*)
セトモノとセトモノと
ぶつかりっこするとすぐこわれちゃう
どっちか柔らかければ大丈夫
柔らかい心をもちましょう
そういう私はいつもセトモノ
日めくりカレンダーにあった
相田みつをさんの詩を思い出してしまいました
(๑´ᴗ`๑)
人のココロも桃のように無邪気で柔らかくなれば、戦いも争いも世の中から無くなりそうですね。
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そんなチャーミングな桃の花ですが、春の三姉妹(私の勝手なイメージです。)の、
梅 桃 桜は 見た目がとっても似ています。
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梅の花
花弁は丸く、花柄が短い。一節に一輪咲く。
幹は、ゴツゴツ
果実は、薬効満載のお馴染みの梅です。
●梅と立春と菅原道真公のお話
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桃の花
花弁の先が尖っていて
花柄は短い。
一芽に2輪咲く。 幹に斑点がある。
果実は 赤ちゃんのようなフワフワの桃❤︎
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桜の花
花弁の先が割れている
枝からこぼれるように咲き、花柄が長い。
幹は横縞模様で艶がある。
こちらは、バレンタイン用にブランデーチェリーを漬けた時の写真です。
果実は可愛いさくらんぼ♪
それぞれ個性と魅力があり、春を感じさせてくれます
(*ฅ́˘ฅ̀*)
花粉でつらい季節でもありますが、可愛いお花を見ながら春の訪れを見つけてみると、毎日が豊かになりそうですね…
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