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誂える・設える・拵える-住まい創り-

  誂える(あつらえる)は建築主・設える(しつらえる)は設計者・拵える(こしらえる)は職人
神戸のA.S.A.P.design Lab.が目指す建築主・設計者・職人のネットワークによる素材にこだわった住まい創りのプログです。

どうもです。


昨日22日ですが、岡山Y邸の上棟を迎える事が出来ました。

台風15号の影響で、土台曳き、足場建ての日程が不安でしたが、

台風も早く通り過ぎ、本日は、台風一過の晴天で、上棟日和となりました。


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電線も気にすることなく、レッカー車も道路にはみ出すことなく、

敷地が広いため、作業のしやすい現場です。

(街中ではそうはいきません)

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バルコニー上部庇を受ける木組です。

渡りアゴという組み方をあえて使っています。

職人が拵える(こしらえる)という部分が見えるように。


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最後の棟木をY様夫婦そろって、木槌で打ち込んでもらいました。

息もピッタシでした!


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周囲は、稲穂が実った田んぼです。

稲穂の中に建つ住宅です。

Y様上棟おめでとうございます。


気を引き締めて竣工へ向かいます。




どうもです。


昨日19日ですが、岡山Y邸の土台曳きの確認と施主打合せに行きました。


今週22日が上棟予定なのですが、

またまた台風が来ています。

構造材の搬入もあったのですが、

ブルーシートグルグル巻きで雨対策して頂きました。

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お施主Y様ご夫婦と打合せの後、

今回施行して頂く米原建築の米原さんと詳細部分の打合せをしました。


基本計画から実施設計段階で、詳細部分の検討も行いますが、

構造計算から材寸法が決まり、フラットの公庫仕様に準じて行く中で

再度、詳細な納まりの検討が必要になります。

この時には、仕上がりの美しさ、コスト・使い勝手や機能、構造的な強度、

それぞれのバランスがベストな点を追及しています。


非常に楽しい時ではありますが、

産みの苦しみ的なところもあります。

こういう点は、工務店や職人任せにするのではなく、

設計者が責任を持って取り組むべき範疇ではないかと考えています。


打合せが終わると、どっと疲れを感じます・・・でも楽しい。。。

どうもです。


先週土曜日17日に兵庫県HM養成講習会第6回目がありました。

大庄屋三木家住宅(兵庫県神埼郡福崎町)の修復現場での実地演習でした。


築350年程が経つ住宅です。

72年に兵庫県指定文化財となり、04年に町有化された福崎町の財産として

地域づくりの中心となっている建物です。


老朽化に伴い、約10年かけて修復工事を行います。

今は主屋の修復工事に入るところなのですが、

部分的な解体とともに、大工工事の細かな痕跡の調査から、

この建物がどういう変遷を辿ったかを確認しています。

そして、どの時期の状態に修復するのがいいのかを建築審査会などで

検討し修復を進めていくとの事です。

また現状の基準法に準じることも必要ですので、壁の少ない昔の建物に

耐震壁を設けることは技術的に苦労されるようです。


建物の変遷を調べて行く時に、書物文献は最初の手掛かりとなるものですが、

実際に確認するのは、やはり現場の仕上になります。


柱角に面皮部分の幅から、鉋の刃の幅が推測でき、年代がわかります。

面皮部分が大きいものほど古くなります。

糸面角ができるようになったのは、大鉋が出来てからになります。

また、釘についても和釘、洋釘の形状で年代の判別が出来ます。

板物の鋸跡も同じくです。

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梁の白いチョークが、ホゾ穴や金物取付の痕跡

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修復に向け迷子にならないよう番付しています。

テープなどではなく木板に書いているのが素敵ですね。


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この屋根おかしいですね。どう変遷したのか?



こういう痕跡の話を伺うと、その当時の暮らしぶりまでが想像できるようになり、

非常に面白いものでした。


ただ古い建物だなぁーと見るのではなくて、

こういう痕跡から見て行くことは重要だと思いました。




どうもです。

実施図面、申請関係(確認・長期)を手伝わせて頂いた近くの工務店さんの

モデルハウスがオープンしたので拝見してきました。


いろいろ工事中に変更もあったようですが。。。

綺麗に仕上がっていたと思います。


2階建ですが、1階床下に収納スペースを設けたり、

スキップフロアになっていたり、でも1フロア空間という

面白い空間です。
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こんな感じのスキップフロアで

玄関土間に薪ストーブのある吹抜空間。


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IKEAのキッチン初めて見ました。


外観はこんな感じです。

ベルアートのトラバーチン仕上です。


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Y様、ご案内して頂き、

有難うございました。


また案件あればお願い致します。



どうもです。


今日は友人達と奈良吉野の製材所へ見学に行って来ました。

四国の木材を使用する事が多いのですが、

吉野ってどうなんだろう?て思っていたので見てきました。


やっぱりすごい!


お伺いした製材所さんは、家1棟まるごとの木材を揃えることが

出来るのです。

通常、製材所さんは構造材や羽柄材などを扱われていて、

いわゆる家の骨組みに関わる木材で、

造作材や建具材などは、木材の乾燥を数年させることが必要なので

専門業者さんになることが多いのです。


しかしここは、吉野の山で伐採される数多くの樹種の木材が

3年以上は天日で乾燥されているのです。

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その広さと量にはびっくりさせられました。

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いい木材を使い捨てするのではなく、

循環させて使用していくことが

山を育て、林業製材所を活性化させ、

子供達にも木材に触れ、感じ、

大切にしていく事を実感してもらえるのでは

ないでしょうか。


じっくりと案内して頂き、

本当に有難うございました。