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誂える・設える・拵える-住まい創り-

  誂える(あつらえる)は建築主・設える(しつらえる)は設計者・拵える(こしらえる)は職人
神戸のA.S.A.P.design Lab.が目指す建築主・設計者・職人のネットワークによる素材にこだわった住まい創りのプログです。

どうもです。


1日ですが、岡山Y邸の左官工事・塗装工事の打合せをしました。


岡山はハウスメーカーが強いせいか、左官工事の単価が高く(左官工事が少ないため)

工務店さんとも協議して、分離工事として、加古川から知り合いの左官屋さんに来てもらう事に

なりました(通勤時間はギリギリ1時間30分!)


塗装工事についても、今回は英国ファローアンドボールペイント(F&B)を使用します。

ただ、施工した業者さんが居ない。。。

販売元も使用したことがある建築屋さんも素人でも塗れるし、問題ないと言うのですが、

築数年経つ建物のリフォームやマンションの壁を塗るのと、新築の木造住宅とは違うので。。。。

材工で受けてもらう話もしたのですが。。。無茶苦茶な見積が届きました。

保障の話も。。。問題ないと、口では良いこと言いますが、責任は取らないし。

この辺りを監理者として、どう考えていくかが難しいと感じます。


左官屋さんから紹介してんもらった塗装屋さん(同じく加古川から来てもらいます)は、

アメリカで塗装技術の留学経験もあり、非常に知識豊かな職人さんです。

輸入住宅の施工ではアメリカから連絡が入り、日本中を飛び回っているようです。

そして、F&Bも先日金沢で塗ってきた!と!!!

ラッキーでした!見っけました!


施工について確かな自信、安心がなかったのですが、塗装屋さんと話して払拭されました。

問題なく、綺麗に仕上がると確信しました。


こういう本当の職人さんとの繋がりを大事にして行きたいと思います。

塗装工事が楽しみです。


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どうもです。


10月29日ですが、保育所の秋の遠足で、西宮市の甲山自然公園へ

行きました。

いろんな木がありました。

説明札も付いていました。


杉や檜、ナラ、ブナ、桜などの樹木は山に植わっている(生えてる)状態も見たことがあり、

切られた木目などで判断もできますが、それ以外の木は、家具材や仕上材として聞く名前ですが、

実際に植わっている(生えてる)状態を知らないものも多いので、

今回はそういうものを写真に納めて来ました。



イヌシデ

シデは、四手とも書き、葉がてみたいな形をしています。

堅木で、曲木として家具や引手などにも使われます。

他には、ろくろ細工やシイタケ栽培の原木にも使われるようです。

そう床柱に使われているのも見たことがあります。

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ウバメガシ

備長炭の用材として有名ですね。

建築では堅木として敷居や鴨居に用いられることもあるようです。

庭の生垣や防風林に用いられる事も多いようです。

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コナラ

ブナ科コナラ属。

ヨーロッパでいわゆるオークと呼ばれているもので、良質の建築材料です。

イヌシデと同じくシイタケ栽培の原木にも使われます。

コナラやクヌギと言った樹木は、街と山との間の緩衝地帯として存在した里山に多く

植えられていました。

今は里山も減少しました。

京都では里山の減少で、カブトムシが街中から居なくなったという話も聞きます。


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高野槇(コウヤマキ)

これは一度使ったことがあります。お風呂で。

高野山に多数生息した事から命名されたと言われています。

世界三大造園木(アロウカリア(ナンヨウスギ)、コウヤマキ、ヒマラヤスギだそうです!)の一つで、

木曽五木(ヒノキ・サワラ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ)の一つでもある常緑針葉樹です。

加工し易く、耐朽性・耐水性等が高いことから、お風呂桶や浴槽、船や橋梁材にも用いられます。

ヒノキ以上に匂いがあり、浴槽で温かくなるとより一層匂います。

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これが社町Y邸で使用したお風呂壁材、コウヤマキです。


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建築には適材適所で、多くの木が使われます。

まだまだ勉強ですね!


どうもです。


10月28日ですが、お世話になっている自然素材の住宅工務店の

講習会に参加しました。


ゼロエミッション住宅!!


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ゼロエミッション住宅(ZEH)とは、住宅におけるCO2二酸化炭素排出量(または化石エネルギー消費量)を

躯体・設備の省エネルギー性能向上、敷地内での再生可能エネルギー活用などにより削減し、

年間でのCO2排出量が正味ネットでゼロ、またはおおむねゼロとなる住宅のことです。


簡単に言えば、環境負荷を極力小さくするように設計された住宅ということだと思います。

(この方が中身はわかりにくいですが。。。)



2000年に、建築の「住宅品質確保の促進等に関する法律(品確法)」とともに性能表示制度が、

スタートしましたが、あまり普及せず。。。

高気密高断熱住宅や外断熱・・・などいろいろ出てきました。

今はその性能表示の抜粋の形で、長期優良住宅が始まりました。

補助金をつける事で、断熱材の性能、サッシ・ガラスの性能も上りました。

太陽光発電の売電価格も倍になり、普及は進みました。

燃料電池はまだまだ高い事から、今考えられる再生可能エネルギーは太陽光発電になると思います。

住宅設計の計画自体が、パッシブに志向するようになりました。

もともとそのように考えていましたが、ゼロエミッション住宅を考える上では当たり前の事になります。

より一層の勉強も必要だと思います。


国のロードマップでは、2030年には新築住宅でゼロエミッション住宅100%、言わば、ゼロエミッション住宅に適合しなければ確認申請が通らないということになるのでしょう。2050年には、既存住宅を含めてゼロエミッション住宅100%になっています。


ただ、住む人の生活スタイルや思考が、ゼロエミッション住宅に適したものになっていかないと、

ハード面だけがそうなっても仕方無いようにも思います。

もっと日本の風土、気候にあった生活スタイル、過去を省みてもいいように思います。


そのためにも、子供から環境や住まいについて、語っていく事、伝えていく事が必要なのではないかな。

「住育」という考え方が必要なのでは!と思っています。






どうもです。


10/26日ですが、岡山Y邸の住宅瑕疵担保責任保険の検査に立ち会いました。

通常は、工務店さんが立ち会って、設計士が立ち会うことは少ないのですが、

耐力壁等の方法を変更している部分もありましたので、その説明のために

立ち会いました。


図面通りに施工されているのかチェックされています。


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検査は問題なく合格致しました。


現場は外部にモルタル塗を行うので、その下地となるラス地・木刷板が

施工されていました。

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23日の確認事項だった軒裏・破風板のピーラーの反り、隙も

手直ししてもらい、綺麗に納められていました。
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この現場の湯浅棟梁には、手間でもあっても

やり直し等を惜しみなくしてくれるので、

本当に有難いです。

感謝しています。


着々と工事は進んでいます。



どうもです。


23日ですが、岡山Y邸で、構造見学会を行いました。


今回は長期優良住宅を取得し、国の「木の家整備促進事業」を利用しています。

これは、地域の中小住宅生産者において、長期優良住宅への取組を促進するためのもので

一部工事費を助成するというものです。


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その条件の中で、建設過程の公開というものがあり、構造見学会をしました。


それから、お施主様Y様ご夫婦と、

内装の仕上確認です。


床無垢材の塗装具合と壁の塗装。

そして、今回は大きな吹き抜け空間に

キッチンがドンッ!とアイストップになるので、

天板の人工大理石と面材のバランスを見ました。


壁の塗装も床の無垢材も光を吸収していく感じなので、

キッチンの面材は逆に艶を出すことで目立たせてみては!と

いう提案になりました。

再度サンプルを依頼します。


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全体の組み合わせです。

実際の状況と同じように立てかけて垂直にして、

自然光を当てて見ないと、色目や雰囲気って変わるんですよね。