ごきげんよう

 

週末から

フランクルの学びの場に

行って参りました。

 

宿泊先は会場からほど近いホテルに。

朝食は一階のレストラン。

外が見えるカウンター席が空いていたので

座りました。

スマホはいじらず

外は道路で人々が通る景色だったのですが、

目をやると

ネクタイをした中年くらいの男性が

道を箒とちりとりで掃除していました。

ホテルの方かなと思います。

掃除の仕方を見ていると

いっしょうけんめいに落ち葉やごみを

見つけようと動いていました。

時には道路の方へも。

「危ないですよ」とも思いながら。

その姿は、ただ掃除当番(毎日されているのかもしれません)

をこなそうとしているだけでなく、

「きれいにする」という目標に向かって

無心になっているような姿でした。

わたしはその姿に好感が持てました。

行動に心がこもっていると感じたからです。

このホテルの支配人かもしれません。

その立場のかたが、きれいにしようという

気持ちがあれば従業員の方も

その背中を見ているので

仕事にも前向きに充実感と使命感を持って

働かれているのではないかと思いました。

朝食会場の係の方も早朝にもかかわらず、

てきぱきと動いたり、温かいお声かけをしていました。

他者の前向きな行動を見ることができるのも

意識を向けることができるのも

価値あることなのだと思えました。

 

そう、今日はわたしも職場休憩室のお掃除当番。

「当番をこなす」だけでなく、

少しでも気持ちよく過ごせる休憩室であるよう

心をこめてお掃除いたします。

 

 

今日もお読みいただきありがとうございました。