鷹3月号太陽に愛されて山枯るるなり 南 十二国 太陽がある限り、 生命が続いてゆく 山は一旦枯れるけれど 芽吹きの春になれば、 山は緑に覆われ 鳥や獣が活発に動き出す とここまで書いて、 最近読んだ窪美澄さんの『アカガミ』を思った 今から、約10年後の日本 若者は恋愛に無関心で結婚願望はない 街で出会うのは老人 子供の姿など見かけることはない そんな近未来の山々は青々としているだろうか蓼