NHK俳句が毎週土曜日の朝八時から放送される
季節の花をバックにいつもの音楽が流れ 出演者の名前が出る
司会者の声が
”蝦夷菊  祖先を祭る花 お供えの花として重用されている” と流れる
ピンクのアスターのことのようだ
水色の地に銀河のように金箔を施したバックに夏薊だろうか花瓶に挿されている
選者は茨木和生
虎の革の褌をしめ 太鼓を背負った雷雲の可愛い鬼のようなヘヤースタイルに眼鏡
季題は生身魂・・・生きている人にも感謝する 
投稿句
生身魂さまの大きな鼾かな
お米さんお蚕さんと生身魂
潮目読む目のまだ確か生身魂
マラソンの完走挑む生身魂
田の見ゆる縁側が好き生身魂 etc
選者の「生身魂」は
”種々の草鉄砲を生身魂”    茨木和生
葉っぱの入った竹カゴ登場
これを使って草鉄砲を実演してくれた(氏は毎回珍しいものを紹介してくれる)
鉄砲だから丸めて飛ばすのかと思いきや親指と人差し指の輪に
広い葉っぱを筒状に押し込み思いっきり右手で叩く
すると甲高い音がして葉っぱの中央に丸い穴が開く
その時の茨木氏の得意げな顔
その顔は少年だった!
”生身魂讃に応ふる顎うごき”    菅原鬨也
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