<読売編集手帳より>
頻婆果と書いて「びんばか」と読む。リンゴに似た、色の赤い果実という。
仏典では、仏の唇の色を形容する時などに用いられる
会津八一に仏像の唇を詠んだ歌がある。
「あせたる を ひと は よし とふ びんばくわ の ほとけ の くち は もゆ べき もの を」。
世の人は色あせた唇が尊いという。頻婆果の紅(べに)色に燃え立ってこそ、仏の唇なのに
中略・・・
吉井勇の詞に中山晋平が曲をつけた「ゴンドラの唄(うた)」の一節を借りれば
「朱(あか)き唇 あせぬ間に」。
7-20の日記のコメントに
■しょせん人の世は・・・

たかだか80年の人生、酔って過ごすも一興。

まさに同感

朱き唇 あせぬ間に、、、

思いっきり愛し 愛されたい

                   .

”かちわりに唇捉へられにけり”    蓼

                   

氷やかちわりが、口一杯になって右にも左に動かすことができずに氷が溶けて

タラリとだらしなく垂れることが、、、あったなあ