会社員時代に付き合いのあった某スポーツメーカー。
詳しくは書かないが、なかなかに失礼な会社だった。
以来、小生はそのメーカーの商品を一切買っていない。
いわば、ひとり不買運動である。
社長が変わろうが、看板が変わろうが、
結局「社風」というものはそう簡単には変わらない。
表面だけ整えても、中身は透けて見えるものだ。
そしてこれは、何も大企業に限った話ではない。
地元でも似たような事はいくらでもある。
飲食の出前が、挨拶もなくいきなり院内に入り込み、関係のない事を聞いてくる。
医療関係の車両が、交通ルールを無視した運転を当たり前のように繰り返す。
当然、その都度ガッツリ注意する。
だが返ってくるのは、「はぁ?」という顔と、形だけの謝罪未満の何か。
話にならない。
先日も某ランニングイベントで、参加者が一般の方と事故を起こし問題になった。
だが、こういうものは起きてから対応しても遅い。
そもそも起きないようにするのが、運営であり、参加者の責任だろう。
小生も日々ゆっくり走っているが、
夜間ノンライトのランナーは相変わらず多いし、
大会でイヤホン禁止と書いてあっても、平然と装着して走る輩もいる。
技術の問題ではない。
意識の問題だ。
働くという事は、単なる金稼ぎではなく社会との関わりであり、貢献でもある。
だが最近は、自分が楽しくやって儲かればそれで良し、という
“お遊び感覚”の企業や人間が増えすぎた。
面白いネタばかりを垂れ流し、
肝心の啓蒙や責任からは目を背ける。
そんな稚拙な組織は、いずれ淘汰されるべきだと考える。
そしてもう一つ。
ダメな企業が増えるのは、ダメな消費者のせいでもある。
安いから。
有名だから。
なんとなく便利だから。
そんな理由で目をつぶり、金を払い続ける。
それが「この程度でいい」というメッセージになる。
だから小生は買わない。
関わらない。
それだけの話だ。
不買運動などと大層なものではない。
ただ「まともじゃないものに金を払わない」だけ。
その積み重ねが、ほんの少しでも
まともな社会に近づく一歩になると信じている。
フォームが悪くたってイイじゃないか!
そもそも趣味は不毛。
自分が好きに出来ればイイじゃないか!!
——他人に迷惑さえかけなければ。
たとえ自分を棚に上げて、すれ違う他人のフォームに心の中でケチをつけたっていい。
それを「他人のフリ見て我がフリ直せ」に昇華できるなら、それはもう立派な学習だ。
※くれぐれも口には出さないこと。ここ重要。
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休日、自宅近所を流していると、必ず見かける同世代のおじランがいる。
平日の真っ昼間から、頭の先から足の先までフル装備。
ウェアもシューズも意識高めで隙がない。
…羨ましい。
貧乏おじランの小生とは対極の存在である。
ただ一点、どうしても気になる。
「あ、この人、YouTubeで勉強したな」感がすごい。
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いや、全然イイんですよ。
むしろ学ぶ姿勢は素晴らしい。
ただね…
・背中に板でも入ってるかのような直立姿勢
・「前ならえ」的に固定された肘角度
・肩関節主体のぎこちない腕振り
・そして足元は高級レーシングシューズなのに
フォアフットどころか“つま先チョンチョン走り”
情報は入ってる。だが身体に入ってない。
このアンバランスさ、実に現代的。
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本当に大きなお世話なのは百も承知。
趣味なんだから好きにやればいい。
でもね…
後ろから見てると分かってしまうんですよ。
腓腹筋のハリとつき方の左右差感。
「あ、これもうどっちか痛めてるな」というサイン。
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今の時代、情報はいくらでも手に入る。
YouTubeでもSNSでも「正解っぽいもの」は山ほどある。
でもそれを“自分の身体に翻訳する能力”はまた別の話。
ここをすっ飛ばすと、
キレイなフォーム風の、壊れやすい動きが完成する。
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安全と健康は何よりも優先する。
これはもはや
ラブアンドピースと同義語である。
速さもカッコよさも、その上に乗っかるオマケみたいなもの。
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今日もどこかで、
YouTubeを背負って走るおじさんがいる。
どうかその情熱が、怪我ではなく継続に繋がりますように。
続き...
匿名になると人はどうなるか。
簡単。
関わらなくなる。
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で、もう一つ大事な話。
挨拶できるかどうかは、性格ではない。
余裕の問題。
余裕がある人は顔が上がる。
周りが見える。だから会釈できる。
余裕がない人は下を向く。
自分でいっぱいいっぱい。だから無反応。
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つまり挨拶とは、
礼儀でも常識でもなく、
コンディションの指標だったりする。
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そしてこれはルールでもマナーでもない。
エチケット。
守らなきゃ怒られるものではなく、
相手がどう感じるかという話。
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別に挨拶しなくても違反ではない。
だが、した方が気持ちはいい。
その積み重ねが、
その場所の“空気”になる。
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結局のところ、
恩田川が良いとか
多摩川が悪いとか、そういう話ではない。
結論としては、
• 恩田川:コミュニティ型 → 挨拶文化濃い
• 鶴見川:中間 → バランス型
• 多摩川:匿名型 → 挨拶希薄
こんな感じ。
ただ、
どんな場所でも
気持ちよく走れる空気の方がいい。
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だから今日も淡々と会釈する。
返ってこなくても気にしない。
そのうち一人ぐらいは真似するかもしれないし、
しないかもしれない。
まぁ、どっちでもいい。
ただ、
感じの悪いオッサンにはなりたくないものである。


