友人の多さと糖尿病 | medical science training 麻生スポーツ理学センター

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ってお決まり説明ですが、日々蛇足を書き綴るブログです。w

趣味の切れ目が縁の切れ目、趣味以外の友人は?
 
友人の多さと糖尿病

中高年から高齢になると社会的に孤立している人よりも、付き合いのある友人が多い人ほど2型糖尿病になりにくい可能性があると、オランダからの研究で。 それ、凄く心当たりありますわ。

 

今の地で20年強営んで、当時60代が今80代。 ゴルフよりも囲碁将棋、運動系より文系趣味の繋がりの方が確実に細く長く。 30代、40代にガツガツ系が今ポッチャリ。 まぁ他人の事言えませんが、ある意味自然の摂理。w

 

40~75歳の男女を対象に交友関係の広さや社会的な交流への参加頻度と糖尿病リスクとの関係を調査。 参加者平均年齢60歳、半数は女性、56.7%は血糖値が正常で、15.0%は糖尿病前症、28.3%は2型糖尿病患者(既往例が24.4%、新規診断例が3.9%)。

 解析の結果、付き合いのある知り合いが多い方が、少ない人よりも2型糖尿病の発症リスクが低かった。こうした知り合いが一人減るごとに、男女で糖尿病リスクは5~12%高まっていた。  また、女性では独居であるかどうかは糖尿病リスクに影響しなかったが、男性では一人暮らしをする人で糖尿病リスクが94%高まっていたそうだ。

 

研究者によると、「男性は一人になると、女性よりも自分自身の事に無頓着になり、新鮮な野菜や果物を食べなくなったり、運動をしなくなるなど不健康な生活習慣に陥りやすくなると考えられる」と説明し、新しい友人を作って交流したり、ボランティアや趣味の集まりに積極的に参加することが大切と述べていた。

 

ガツガツぱったり趣味では無く、無理なく細く長く広くである。 まぁ得てしてそれが分かった時は既に時遅しな場合が多いのだが。 お気をつけあれ。