高強度な運動を行うほど死亡率低下のお話し。 | medical science training 麻生スポーツ理学センター

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ってお決まり説明ですが、日々蛇足を書き綴るブログです。w

中強度運動を週150分以上、高強度運動を週75分以上を心がけましょうー!
 
高強度な運動を行うほど死亡率低下のお話し。

 

日本の国立がん研究センターからの研究報告。 身体活動の制限がない50~79歳の8万3,454人を10年間追跡調査。 

 

運動のガイドラインをWHOの基づき、1)ウォーキングなどの中強度運動を週150分以上、(2)ジョギングやサイクリングなどの高強度運動を週75分以上、(3)これらを組み合わせた同程度の身体活動とし、総身体活動量に占める高強度運動の割合が30%以内の場合を「高強度運動を少し行う」、その割合が30%を超えた場合を「高強度運動をかなり行う」と定義。

 

調査回答から(1)中強度運動が週150分未満または高強度運動が週75分未満群(対照群)、(2)中強度運動(週150分以上)のみを行う群、(3)中強度運動+高強度運動を少し行う群、(4)中強度運動+高強度運動をかなり行う群の4群に分けて、それぞれの死亡率を対照群と比較したそう。

 

その結果、男性では対照群と比べて中強度運動に加えて高強度運動を少し行った群では死亡率が22%、高強度運動をかなり行った群では26%それぞれ有意に低下していた。また、中強度運動のみを行った群と比べて高強度運動もかなり行った群では死亡率は19%低下し、女性では対照群と比べて中強度運動のみの群で死亡率は22%、高強度運動を少し行った群では34%、高強度運動をかなり行った群では36%それぞれ有意に低下していたという。

 

週150分ってことは1時間弱を週3回、うぉ!健康的だわ、コリャ。 今年こそわ!!デスな、皆さん。