1回で良くなったって、それはそんなに悪く無かったからデスって。 | medical science training 麻生スポーツ理学センター

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ランニングで痛くて走れなくとも諦めさせないと誓ったブログ

患者専用トレーニング施設完備で腰痛、膝・足関節痛等の疼痛治療はもちろん、再発防止からパフォーマンス向上まで一貫サポート!

ってお決まり説明ですが、日々蛇足を書き綴るブログです。w

専門家は新たな経験を求めるが、素人は過去の経験を優先する。

1回で良くなったって、それはそんなに悪く無かったからデスって。





今年にはいり、過去にもまして知らん同業者から連絡が来る。月に何件も。 友好的に連絡が来る事は嬉しいモノだが、だからと言って全員がそこから細く長く付き合える訳では無い。所詮顔見た事無いネットの出会い、リアルの何倍も時間をかけねば難しい。


患者は全員そうなのだが、今現在現状を変えたいからやって来るし連絡が来る。 なら今の自分を大きく変える覚悟が当然必要。 色んな病院行って治らないのは病院のせいでは無い。同じような病院を好んで探している自分の思考に問題がある。 当然仕事もそうだ。資格をズラズラ書いている時点で、自分探し丸出し。 本気で自分と向き合ってる感ゼロ。 いったい何と向き合っているんだ。


昨今 "考える" と言う事が出来ていない人間が多い。 知識が無ければ考える事が出来ないと言う奴も過去数人いた。 その多くは "思い出す" と "考える" がゴチャゴチャ。 何でもかんでもすぐネットや本を開いてどうする。 分からないところからどれだけ頭を使うか。考えるとはそういう事。 それが出来ぬ人間ほど、チョット自分の意見経験を違うと思考が停止し、ソッポを向く。 ザ・素人。


答えをすぐに手に入れたがる人間もいるが、結果必ず遠回りをしている。 我々の様な所で1回で治って喜んだり、それをさも凄いだろと語る治療家もいるが、物事の真理を見失ってる典型例。 客観的にみると恥ずかしいの一言。 足元に落ちていた物に、たまたま下向いて気が付いたレベル。凄くも何とも無い。普通。


学にはそれ相当の努力が居る。 時間でも金額でも無く、内面。 やや古臭いがアカデミックな事こそ重要であり、最新を追う事とはベクトルがまるで違う。 新たなものを手に入れたいのならば、紙と鉛筆、マウスを手から離す事から始めろ、諸君。まずはそこからスタートだ。