ウルトラマラソンだって休ませ無いデス。 | medical science training 麻生スポーツ理学センター

medical science training 麻生スポーツ理学センター

ランニングで痛くて走れなくとも諦めさせないと誓ったブログ

患者専用トレーニング施設完備で腰痛、膝・足関節痛等の疼痛治療はもちろん、再発防止からパフォーマンス向上まで一貫サポート!

ってお決まり説明ですが、日々蛇足を書き綴るブログです。w

走るの止めれるぐらいならコンなとこ来て無いですよねぇ~!?

ウルトラマラソンだって休ませ無いデス。





今週久々ウルトラマラソンの患者。 100km200km走る患者は常に数名いるのだが、全員に必ず 走るのは止めるな! と言う。 当然今回の患者にも。


一流のランナーだってフルマラソンともなると、年に2回ピークを持って来るのが限界。 それを素人アマチュアランナーが毎月のように100kmレース出て良い訳が無い。 19才20才でも無いのに毎週末50km以上走ってみたり。 


「それって他より超欲の塊デスよね? 自分は凄いって思いたい思われたい、言われたい欲ですよね!? それならそれでイイじゃないですか!ならトコトン欲を通しましょうよ!痛くたって走るの止めないで行きましょうよ!!」 と言うと患者は全員笑顔になる。この前の患者もとっても良い笑顔をしてくれた。その笑顔を見て更に全力で治してあげたいと思った。


やって来る患者の多くは、他院で走るの休め止めろと言われて真面目にその通り数ヶ月休んでみたが、それでも状態が変わらず不安で不満でやって来る。 休んでもよくならないなら、走るの止めると言う選択肢はもうコレで無し決定。 あとはどう走りながら、答えをお互い力を合わせて全力で探し当てるか。


途中で勝手に来なくなった患者以外、それで走れないままだった患者は10数年振り返っても記憶に無い。 それだけは断言できる。 走りがフラフラする前に、心がフラフラしているようでは決して治らぬのだから。