毎年この時期、様々なスポーツ選手が来年への契約更新にあたる。
それは選手だけではなく、他のサポート選手や監督までも同様である。
特に監督、指揮官という立場の葛藤についてはなかなか報道等で表に出ない。
どの監督も、“このチームや選手を弱くしてやろう”などという考えの者はいない。
しかしそう易々と成績向上の成果がすぐ出る筈も無い。 だがチームフロントから非難され、あろう事かファン、サポーターからも罵声を浴びせかけられ、物まで投げつけられる始末にまでも発展する。
それが真のサポーターといえるであろうか!? ただ単に欲求のはけ口としてのスポーツ観覧であり、フーリガンである。
目標達成の努力の過程には、我慢、痛みや苦しみも必ず伴う。 敢えて悪者にならなければならない時期もある。
それらを理解するのが “真の仲間” である。
果たしてアナタはファンやチームメイトであると、胸を張って言えるであろうか?
過去何人もの指揮官の苦しむ姿を、そして去りゆく背中を見たことがある。
今でもその時の伝わる悔しさを、小生はこれからも決して忘れる事は無いだろう。