当院の自慢と自信 | medical science training 麻生スポーツ理学センター

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ランニングで痛くて走れなくとも諦めさせないと誓ったブログ

患者専用トレーニング施設完備で腰痛、膝・足関節痛等の疼痛治療はもちろん、再発防止からパフォーマンス向上まで一貫サポート!

ってお決まり説明ですが、日々蛇足を書き綴るブログです。w

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開院以来、嬉しくも緊張でもあるのだが患者様に医療従事者の方が多い。 一日の中で関係者が居ない日が無い程。


現在ではその方々からのご紹介患者さんも多く、そのお陰で現在の紹介中心の形態運営が成り立っている。 (勿論一般新規外来も承っているが。)


看護師、理学・作業療法師の方、医師の方も昔から多くいらっしゃる。 もちろんそのご家族の方も。


患者さんは皆、自分の身体に不安・不満を持ってやって来る。 そもそも何も無ければやって来ないが、その不安・不満を解決したいと思う気持ちが、一般の方より医療従事者の方の方が遥かに強い。


質問のハードルも目線も高く、何年も来ている患者さんであっても未だに緊張する。


昨日もご家族に医師が数名いらっしゃる奥様との会話で、改めて健康と向き合う気持ちの大切さを考え、勉強させられた。


小生が常々説いている “健康と安全は全てに優先する” という事を一番よくご理解頂いているのである。

長く来られている患者さんほど、 『健康はお金じゃない』 と言う。 高いから行かない、安いから行くでは無いという。 安くても質が低ければ、治らなければ、納得しなければ行かないとよく言われる。


考えてみると確かにそうだ。 この不景気で来なくなった患者さんを見てみると、どうやら金額ではなさそうだ。 ましてやウチには治療・料金形態を用意しているが、たとえそれが¥500-であっても来るという事ではない。 そもそもその生活の中での “治療”や“ケア” という健康の優先順位がバッサリ切り取られてしまっているのだ。


毎週ずっと何年も来ている患者さんの方が稀である。 半月に一回、月に一回の患者さんの方が遥かに多い。 つめて10回来るより、月一回で10ヶ月来た方が何倍も良い。  長く来ている患者さんほどそのパターン。 1ヶ月運動して、11ヶ月運動しない人など居ないだろう。


考えれば子供でも分かる事が出来ないという事は、そもそも根本的に “健康と安全” について大きく間違ってしまっているのだ。


そんな事を昨日、改めて患者さんより学ぶ事が出来たと同時に励まされ、自身も持たせて頂いた。 不景気であるとやはり経営者としての焦りはあるが、安売りせず踏ん張らねばと思う。