昔の写真にメッセージがあるのだろうか? | アンティーク素材であなただけの特別な手作りお守りブローチ【asanui あさぬい】

アンティーク素材であなただけの特別な手作りお守りブローチ【asanui あさぬい】

私らしくお洒落を楽しみたい。希少な材料で特別なもの。身に着けるだけでお守りみたいなブローチ、布小物を作っています。

土日とお仕事休みで
月曜日スタートしました。
もう通常通りに行かねば~

「元気やった?」

ふと
私に声をかけてくれました。

境遇の近い人なんです。

有り難いなあと思います。
それだけで
気持ちが救われます。


これから
私もまわりにお返ししていかなくちゃ。

+++++

実家で片付けてたら
出てきたよともらったもの

父の引き出しに
私が写っている3枚の写真。


アルバムに貼るときに余った写真かな?

私自身はその写真を覚えてなくて
普通の日常を写したものだから
なんでしょうね。

中学生の私がそこにいました。


2枚はぼけてます。
覗きこんで見つめたら

父に買ってもらったシャーペンを持っています。

お気に入りのものなんで、
今も持っています。
たぶん37年前になる。


家庭科の宿題をしているみたいで
母のお裁縫箱がちらっと写ってました。

この3枚の中の私は
何かを作っている様子で
はにかんでる。(^-^)


この頃から
ものづくりが好きになっていくんだなあとわかります。



父は大工さんでした。
頑固で
お酒好きで家では暴れてました。

私は中学生半ばから
この写真より後に
反抗期もあってか

父が憎くてしかたありませんでした。

父を家庭を大事にしない人と思って。

どんどん父から気持ちが離れていきました。


そんな時期のことは記憶が曖昧なんですが。

感情は残ってます。

今となれば、
もう一人の自分を見ているような感じです。




ただ
当時あんなに暴れる父なら
アルコール中毒だったかもしれないし、

40代で父は糖尿病になってしまったそう。

お酒絶ちできたのは
70歳で咽頭がんになった時でした。


見捨てたくても
親だから

家庭崩壊してても
後に父は母に土下座して謝ったそうです。

その頃になると
私は家族再生をずっと祈っていました。

長くかかりましたが、
この数年で
父は丸くなったと思います。



声帯を失った父がどんなことを思ってたか?

文字も大して書いてくれず
あまりわかりません。


亡くなってから見つかったもの

昔の写真にメッセージがあるのだろうか?

思い残しはなかったのか?



ふと
私も男だったら大工さんになってたかなあ?

なりたかったなあ
すごい職人だよ
器用で

私も素直になって

父へ尊敬の気持ちがわいてくるのです。




私はものづくりの仕事には向いてないなあと思って

ハンドメイド作家から離れています。
挫折したとは言いたくないけど。

センスや才能があれば良かったのか?

楽しくて好きなことなので
またハンドメイドはしたいとは思っています。


大工さん一筋の父がすごいと思いました。




父が撮ってくれた写真は少ないので
貴重なものとなりました。


ものづくりへの気持ちを思い出させてくれました。


憎んでたのに
父の遺伝子を受け継ぎたいなあと
心底思うのです。

写真に父からのメッセージあるのかなあ?

そんなことそんなにないだろうね。
スピリチュアルの見すぎ、笑

自分で決めていかないとね。

お父さんありがとう。