【無印良品で買うと良い食品、買わない方が良い食品】パート2 | 美和ペディアの「細胞が輝くホリスティックヘルス」

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ロサンゼルスのホリスティック栄養士、Miwaです。 OL時代にリウマチ・膠原病を発症。食事療法・心理学・ヨガ等にて1年で難病克服。食のセミナー講師、ヨガ講師を経て、統合栄養学、スポーツ栄養学を専攻。実践で使える食と栄養学、セルフケア、オーガニック情報を発信中

無印良品で買うと良い食品、

買わない方が良い食品】パート2

 
 
こんにちは。
ホリスティック栄養士の美和です。
 
 
無印良品と言えば、
シンプルでナチュラルなイメージで、
多くの方が好印象を持っていますよね。
 
 
では、
無印良品ブランドの食料品は
どうでしょう?
 
 
▪️ナチュラル
▪️無添加
▪️安全性が高い
▪️質が良い
 
 
そんなイメージを持っている人が
多いようです。
 
 
勝手にオーガニックなイメージを
抱いている方もいるかもしれません。
 
 
コンシャスな消費者の中には、
無印の食品って本当に
ナチュラルなの?
 
と、疑問を持つ方も
いらっしゃいますよね。
 
 
この疑問を解決するために、
無印良品にて、食品の安全性調査
してきました。
 
 
 
結論から言うと、無印では
 
より無添加に近い食品と、
 
合成食品添加物がたっぷり
使用されている食品
 
両方が売られています。
 
 
 
Q: 「ナチュラル」とは何を指すのか?
 
 
「ナチュラル」という言葉は
食品業界において、
最も誤解を招く言葉です。
 
 
なぜなら、ナチュラルという言葉に
定義がないからです。
 
 
法律上、ナチュラルという言葉の
使用に規制が設けられていません。
 
 
たとえ合成食品添加物がたくさん
使用されていたとしても、生産者は
ナチュラルや自然派という言葉を
食品のキャッチやパッケージに
使うことができ、
 
何の罪にも問われないわけです。
 
 
 
無印の食品は生鮮食品ではなく、
全て加工食品なので、
添加物ゼロというのは無理な話です。


そして、添加物が完全ゼロである
必要はありません。
 
 
加工食品をお店に置く時点で、
ほとんどの食品に何らかの添加物を
加えることになりますが、
 
その中でも、

許容範囲な食品添加物と、
避けた方が良い食品添加物があります。


アメリカのオーガニック系や
ナチュラル系の加工食品には、
許容範囲の食品添加物が
最小限で使用されています。

 
無印良品でも、
許容範囲の食品添加物が
最小限で使用された、
「素材の味を生かした」食品と、


避けた方が良い食品添加物が
たくさん使用された、
典型的な加工食品の両方が
販売されています。


そこで、無印良品で買うと良い食品と
買わない方が良い食品にわけて
まとめてみました。 
 
 
 
パート1では、
無印良品で買うと良
オススメ商品をご紹介しました。
 
 
パート1の記事はこちら

 
パート2では、
無印良品で買わない方が良いもの
をご紹介します。
 
 
 
1. おせんべい
 
アミノ酸系の化学調味料
使用されています。
 
 
化学調味料として使用される
アミノ酸の代表的なものは、
 
グルタミン酸ナトリウムといい、
中毒性があると言われています。
 
 
食べ始めると止まらなくなる、
何度もリピしたくなる、
という副作用を利用して、
多くの外食産業や加工食品で
あえて使用されます。
 
 
パート1でご紹介したように、
おかき類は無添加に近いものが
売られていますが、
おせんべい🍘は残念でした。
 
 
 
 
2. インスタントラーメン
 
無印でもインスタントラーメンは
やはりインスタントラーメンです!
 
 
化学調味料
香料
酸味料
 
などの合成食品添加物が
使用されています。
 
 
 
 
3. おつまみ系 
 
 
おつまみは無添加にすること
自体が無理です。


理由は2つあります。

1. 魚介類を腐らずに保存することが
至難の業だから

2. 合成食品添加物を使わずに製造すると
超高級品になるから


安いおつまみには、加工デンプンが
つなぎに使われ、化学調味料、保存料、
乳化剤、酸味料、発色剤などが
使われます。


例えば、魚介類のおつまみを
ほぼ無添加で作ろうとすると、

伝統的な製法で作られた、

「超高級かまぼこ」や

「超高級ビーフジャーキー」

のように、レアで高級品になる
ということです。


コストが安くて気軽に楽しめる
おつまみを作るには、
合成食品添加物を使用するのは
マストになります。

 
 
おつまみ系で唯一、無添加なのは
「あたりめ」ぐらいです。
 
 
「あたりめ」も「くんせいも」
同じイカのおつまみですが、
 
大きな違いは、
あたりめは無添加なので
とても硬く、味がないこと、

くんせいは添加物たっぷりなので、
柔らかく保たれていて、
味が濃いことです。
 

 
チーズたらも同じく添加物の宝庫です。
 
 
化学調味料
酢酸ナトリウム
酸味料
リン酸塩
 
などの合成食品添加物が
使用されています。
 
 
 
 
4. ケーキ類
 
ケーキ類は全滅でした。
 
 
何がダメなのかというと、
マーガリン、ショートニング
使用されていることです。
 
 
マーガリン、ショートニングのような
加工油脂は、植物油脂に部分的に
水素を添加させて作ります。
 
 
問題は、その過程で
トランス脂肪酸が発生することです。
 
 
アメリカではすでに
トランス脂肪酸を含む食品の製造が
禁止されており、2020年1月からは
販売も禁止となります。
 
 
トランス脂肪酸の摂取は、
 
🔸LDLを上げ、
🔸HDLを下げ、
🔸体内の脂質を酸化させることで、
 
動脈硬化や心臓病のリスクを
増やす原因となります。
 
 
このことよりFDAは、
トランス脂肪酸の製造販売を
禁止することで、心臓病のリスクを
大幅に減らすことが出来ると
判断しました。
 
 
日本は未だに世界一の
トランス脂肪酸大国ですが、
 
消費者の意識が変わることで、
国の法律は変わると信じてください。
 
 
 
トランス脂肪酸の含有に加えて、
 
pH調整剤
合成香料
リン酸塩
 
などの合成食品添加物が
使用されています。
 
 
 
原材料表示のルールとして、
 
「乳化剤」
「膨張剤」
「香料」
 
という風に、
添加物の一括表示が許可されているため
物質名が書いていないものが多いです。
 
 
具体的にどの物質が使われているか
明確でないところが、
余計にグレーに感じますね。
 
 
例えば、「乳化剤」ではなく、
物質名で「大豆レシチン」と
書いてある方が、ブランドの
透明度が高くなりますよね。
 
 
不透明な書き方をするのは、
原材料の質が悪いことの
証明であることが多いのです。
 
 
バウムクーヘンも同じです。
 
マーガリン
ショートニング
食用加工油脂
 
 
使用されている油の質が
最悪です。
 
 
バウムクーヘンの方が
合成食品添加物は少ないですね。

 
 
5. クラッカーとクッキー
 
ケーキと同じく、
 
精製方法が悪い植物油脂
マーガリン
ショートニング
 
から来る、
トランス脂肪酸が問題です。
 
 
加えて、
 
酸味料
合成香料
亜硫酸カリウム
 
などの合成食品添加物が
使用されています。
 
 
無印の甘いお菓子類全体に
言えることですが、
 
ブドウ糖果糖液糖
ソルビトール
トレハロース
 
と言った、
 
低コストな甘味料使用されて
いるのも、ポイントが下がる
理由となります。
 
 
クッキーにもやはり
ショートニングが使用されています。
 
 
 
 
まとめ
 
加工食品は無印良品であっても
なくても、
 
▪️コストが低い
▪️精製度が高い
▪️質が悪い
▪️添加物が多い
▪️栄養価ゼロ
 
が揃っています。
 
 
多くの人が、
合成食品添加物の安全性にばかり
目を向けるのですが、
 
食品添加物が多いということは、
原材料の質が悪いということ
気づきましょう。
 
 
そして、そのような食品は
カロリーが高いだけで栄養価がゼロ
であることに目を向けるべきですね。
 
 
 
バターを含め、質の良い油を
使うとコストが高くなる理由で、
 
日本では未だにトランス脂肪酸が
野放しになっていること。
 
 
マーガリン、ショートニング、
食用加工油脂などの、
安い植物油脂を使用した
スナック菓子やスイーツが
市場を占めていることが、
 
日本人の健康を害する原因と
なっています。
 
 
無印もそういう意味では、
他社のブランドと変わらないと
言えます。