ここ最近、ずっと体調が悪くてご心配をお掛けしました。
ようやく今になって、お腹の調子が悪いのが収まりました。
やっぱり、健康というのは、それだけでありがたいですね。
少し前のお話(お腹が痛くなる前)になってしまうのですが、いつも「オフィス浅野太志」の確定申告をお願いしている税理士の鈴木洋佑さんが、ニシーネスペースにお越しになりました。
鈴木さんには、以前の中野坂上のサロン ド シルフィーユ時代から、もう十年以上もお世話になっています。
今では鈴木さんは、独立して従業員も雇い、税理士事務所を経営されてされていらっしゃいます。
今回は一年に一回、鈴木さん自身が、一人一人の顧客の所を回って挨拶に伺う中、ニシーネスペースに立ち寄ってくださったという次第です。
前回、鈴木さんとお会いしたのは、8ヶ月前の二月の中頃でしたね。
(2025/2/21ブログ「インボイス制度と税理士の苦悩」参照)
久しぶりにお会いして、昔の話に花が咲き、すっかりお引き留めしてしまいました。
この十年間の人生、本当に色々なことがあって、その中には一年間、全くの無収入などという年もあった訳ですが、その時も鈴木さんに税務上の色々とアドバイスを頂いて、こうして今、無事に返り咲くことができました。
鈴木さんも、この十年間に、ご結婚をされて、お子さんが生まれて、独立して税理士事務所を立ち上げられて…… と、人生の色々なイベントがあったりして、そういった意味で言うと、鈴木さんとは共に戦ってきた同志のような存在ですね。
鈴木さんは、最近の若い人達を見ていて、「みんな、手段やハウツーにこだわりすぎているように思う」とおっしゃっていました。
「こうすればうまく行く」みたいな情報に振り回されてしまっていて、物事の本質を見ていないのではないかと……
これは、とても深い話だと思いました。
言うまでもなく、若い人の全てがそうではないと思うし、今の僕の周りには、あんまりそういったタイプはいないのですが……
あまりにも「どうすればうまく行くか」といった方法論に囚われてしまうと、楽しくないし、その内、自分が何をしたかったということも漠然としてきて、その結果、情熱も湧いて来なくなってしまうように感じます。
もちろん、理想ばかり振り回して、資金繰りがうまく行かなくなってしまったら意味がないので、そこはバランスだとは思うのですが……
そもそも目指している道で成功する方法は、たった一つではありませんし、様々なやり方や方法論があります。
だから、そういったものよりも大事なのは、自分が目指してつき進もうとしている道に対する、強い情熱とか理念といったものではないかという気がするんですね。
それさえあれば、既存の方法論のようなものを頼らなくても、おのずと自分の内側から「こうしたらいい」というものが出てくると思うし、その方法論は十人十色で、それぞれの個性に合ったやり方があるように思います。
久しぶりに、鈴木さんとお話しできて、いろいろと考えさせられました。
今年も残り、4分の1を切ってしまいましたが、周りのメンバーのお陰で、本当に実り多き一年になりました。
今はそのことに、心から感謝をしています。
