いよいよ、年末の旅・第三弾の「
今回の旅のあらましは、中野坂上のサロン ド シルフィーユ時代から、時々鑑定にお越しくださっているコンコンさんからのお誘いを受け、埼玉県秩父市にある三峯神社に行くというもの……
どうして三峯神社なのかは、また後でお話しするとして、今回は電車とバスを使っての旅です。
三年前には、いきなりホームページを閉鎖して、誰にも連絡が取れない状態にして、岐阜の実家に閉じこもってしまったので、コンコンさんにも随分と心配をお掛けしてしまいました。
コンコンさんが予約を取ってくださった7:30に池袋を出発する特急Laview「西武秩父行き」の座席で待ち合わせをし、そのまま1時間20分ほど電車に乗って、8:50に三峯神社の最寄り駅の西武秩父駅に到着……
そしてここから、9:10に発車する西武バスに乗り換えて、そのまま順調にいけば10:30に三峯神社に到着です。
ニシーネスペースから三峯神社までは、3時間強もあれば行けてしまうような距離なので、これを年末ツアーの一つとしてカウントしてしまって良いのか少し迷ったのですが、秩父といえば埼玉県の
三峯神社のバスロータリーに到着……
マイカーで三峯神社に参拝する人が非常に多いこともあり、バスは神社の近くで渋滞に巻き込まれて、にっちもさっちも車が進まない状態になってしまったのですが、運転手さんが「ここから歩いて三峯神社に行くこともできますので、お急ぎの方は降車して、歩いて三峯神社へ行ってください」とアナウンスしてくれて、バスのドアを開けてくれて下ろしてくれました。
コンコンさんと一緒に10分~15分ぐらい歩いて、ようやくバスロータリーに到着……
とても綺麗に、紅葉が色づいていました。
こちらは三峯神社の「三つ鳥居」……
美しい三つ並んだ白い鳥居が特徴的です。
三峯神社は、御眷属の
僕の今回の年末の旅は、ご龍神の神社とか、弁天様や大黒様の仏閣とか、いわゆる「現実に強い」と言われる神仏の神社仏閣ばかり回ります。
僕が自ら選んで、これらの神社仏閣をチョイスした訳ではないのですが、自然とそういった「現実に強い」と言われている神仏の元へ、参拝する流れになってしまいます。
そんな折に、コンコンさんから狼の神社である三峯神社へのお誘いがあって、今はきっと狼の神様の守りが必要なのだろう…… と思いました。
狼が祀られる神社というのは全国でも割と珍しいのですが、考えてみれば、東北ツアーの最後に巡ったのも、狼の神社である山津見神社です。
(2025/11/18ブログ「山津見神社参拝奮闘記」参照)
コンコンさんが今回、この三峯神社を訪れたきっかけは、新築したマンションの
その白いモフモフ犬は、一体どこから来たのだろうという話に最初はなったそうですが、コンコンさんが定期的に三峯神社に参拝していることから、その正体は三峯神社の御眷属ではないか…… という話の流れになり、こうして三峯神社に御礼を兼ねて参拝に訪れたという次第です。
僕もこれまでに何度か、コンコンさんからの依頼を受けて、このマンションについての鑑定をさせていただいていますから、この件に全く無関係という訳でもありません。
僕自身がこの三峯神社に参拝させていただくのは、今回が二回目です。
初めて三峯神社に訪れたのは、もう二十年以上前で、その時は神社ツアーか何かで参加させていただいたのですが、拝殿にだけ参拝したものの、他の場所は全く回りませんでした。
今回こうして、再び三峯神社に参拝する機会を与えていただけたことを、本当にありがたく思いました。
ということで、この
拝殿に入ってみると、まるで初詣の時のようにたくさんの人がごった返していて、とても写真を撮影できる状態ではありませんでした。
定期的に三峯神社に参拝しているコンコンさんの話では、最初に参拝していた頃は、こんなに神社に人がごった返すこともなく、落ち着いてゆっくりと参拝できる場所だったとのことですが、今では常にたくさんの人が訪れる大人気スポットとなってしまったとのことです。
拝殿に参拝しようとすると、本殿の方から太鼓の音が聞こえてきました。
コンコンさんが三峯神社に訪れる時には、いつもタイミングよく太鼓が打ち鳴らされるのだそうです。
三峯の神様から、相当に強くコンコンさんは守護を受けているのだと思いました。
コンコンさんと一緒に、三峯神社に来させていただいたことへの感謝の気持ちを込めて、拝殿に参拝させていただきました。
ここは、
拝殿へ参拝した後、奥宮に参拝するかどうか…… という問題が残りました。
僕は登山グッズまでは用意していませんが、一応、山に登れるように、緑色のトレッキングポールだけは、
とはいえ、問題はやはり熊です。
この妙法ヶ岳でも、すでに何件かの熊の目撃情報が出ているのですね。
ただ運がいいことに、今回はさっきから、たくさんの参拝者が奥宮にひっきりなしに登拝し続けているので、臆病で用心深い熊が人をめがけて襲ってくることは、どちらかというと考えにくい……
悶々と迷っていると、コンコンさんがリックサックから二つのものを出して、僕に渡してくれました。
熊を目がけて
熊という生き物は時速40kmのスピードで、まるで巨大な冷蔵庫が飛んでくるように迫ってくるので、これを両手に持っていたとしても、もちろん油断はできません。
とはいえ、こちらは二人で、コンコンさんも別の熊スプレーと火縄銃セットを持っているので、万一の時にもやりようはあります。
もちろん、熊と遭遇しないのに越したことはないのですが……
コンコンさんから勇気づけられて、僕も奥宮に登拝させていただくことにしました。
奥宮参道の入り口から、用心のために、お互いに鈴を手に持ってずっと鳴らし続けながら、道なりに登り続けました。
やがて、奥宮と拝殿がどちらの方向にあるか示された表示と看板がある所に、たどりつきました。
すぐそばには、まだ誰も登ってきていなくて、雄大な自然の中に囲まれています。
すると、コンコンさんは、火縄銃セットのピストルを思い切り2~3発ならしてくれました。
これでさすがに、熊も恐れをなしたはず……
少し安心して、さらに先に登っていきます(^^)
頂上の奥宮までの道は上ったり下りたり、時にはこんな風に階段があったり、ザイルがあったりします。
妙法ヶ岳は、
僕も多少は山登りになれた今でこそ登れますが、登山初心者だったら、おそらくは途中で挫折してしまうのではないかと思います。
意外だったのは、コンコンさんが僕が及ばないレベルで山に慣れていて、この登山道を一度も休憩することなく、どんどん上に登っていくことでした。
コンコンさんは、Hさんと同じぐらいの登山の熟練者なのですね。
僕は途中2~3回休憩をしながら、かろうじて上まで登り切ることができました。
ようやく、奥宮の鳥居が見えました。
鳥居に一礼して、やっと奥宮にたどり着いたかと思いきや……
実はここからが、また長いのです(笑)
それでも、へこたれることなく先に進んでいくと……
ようやく、三峯神社の奥宮に到着……
苦労して登った分、感無量です(^^)
コンコンさんと一緒に、感謝の気持ちを込めて、ゆっくりと参拝させていただきました。
さて、これから山を下りて、三峯神社に参拝に来た目的であるコンコンさんの「白いモフモフの犬」の謎に迫ってみたいと思います。
この続きの話は、また明日のブログに書きますね!!










