「自然派四柱推命」というネーミングを自分で決めておきながら、最初はずっと小っ恥ずかしさがあったのですが、最近では、案外良いネーミングなんじゃないかとか、思えるようになってきました。

 

 そんなこんなで、昨日は「Online自然派四柱推命中級講座」をやらせていただき、今日はお昼から「上級講座」、そして夜からは「月一Zoom勉強会」です。

 

 僕の周りにいてくれる優しい人たちのお陰で、こうして起死回生して、とりあえず仕事は今、軌道には乗っているんですね。

 

 というか、逆にスケジュールが過密過ぎて準備が回っていないのが現状ですが、それをゆるぴさんがフォローしてくれていて、僕が本当にやりたかったことが徐々に実現しつつあります。

 

 とはいえ自分自身のことで言うと、やはり年を取ったなあ…… と感じたりすることはあります。

 

 以前と違って、朝、間髪入れずに起きられないんですよ。

 

 目覚ましを6時にかけていても、体の節々が痛くて動けなくて、結局、起きるのは8時になってしまうみたいな……

 

 特に仕事で徹夜した後は、2~3日間、疲れが取れないです。

 昔はこんなことなかったんですけどね。そんなこと言っているのは、自分が生ぬるいからで、全て気合い一つで何とかなると思っていました(笑)

 

 今日もそんなこんなで、ようやく朝起きてメールを見ると、ゆるぴさんから今日使う講座のスライドが送られていました。

 

 すでに昨日の夜に、メールで送ってくれていたのですね。

 

 スライドを動かしてみると、ものすごく凝ったアニメーションつきで、見事なまでの今日の講座のスライドができ上がっていました。

 

 今日は「官」についての内容なのですが、官が日主を剋す時の力量変化のアニメーションが、申し分ないほどにリアルなんです。

 官による剋の力量変化も、日主と官との力量バランスによって千変万化なのですが、ゆるぴさんのアニメーションはそういったことをきちんと理解して作られています。

 

 本当にありがたいことに、僕のできない所を全部、ゆるぴさんが補ってくれているんですね。

 ゆるぴさんは、ここ最近予定が詰まっていて忙しかったはずなのに、完璧な仕上がりのスライドです。

 

 しかもこれ、完全に無償でやってくれているんですね。

 

 「この仕事が楽しいから、スライドを作っているだけ」という理由で、手間賃を払おうとしても、講座料金を割り引こうとしても、一切お金を受け取ろうとはしません。

 

 仮に、僕が死んでしまったとしても、講座のテキストさえ全部仕上げておけば、自然派四柱推命はゆるぴさんが引き継いでやってくれるのではないかと思います。

 

 まあ、まだテキストも完全に仕上がっていないですし、健康管理に気をつけて、長生きしたいとは思いますけど……

 

 2年前の会社のゴタゴタで、人の心の裏腹な部分が見え過ぎて、あの頃は心が疲れきってしまっていたのですが、ゆるぴさんを始め、今の僕の周りにいる人たちのお陰で、今はすっかり癒されました。

 

 これまでの自分の人生、いろいろなことがありましたけど、ようやく最後の大仕上げをする段階になって、光が差してきたというか、ここまで生きて来て良かったなあ…… と心から感じています。

 

 若い頃と比べたら、朝は思うように起きられないですし、体もだんだん無理がきかなくなっていることは否めませんが、これまでの人生でこれほどまでに充実感を感じて生きたことはありませんでした。

 

 そういった意味では、僕はいわゆる大器晩成タイプなのかも知れません。

 

 ミュージシャンになろうとしていた十代の頃、よく周囲の人から「君は大器晩成タイプだ」といわれることが多かったんです。

 まるで的をえないやり方で、ガムシャラに頑張っていたから、そんなことを言われたのだと思うのですが……

 

 そんな時いつも、今すぐに夢を叶えたいし、大器晩成とかで、年を取ってからしか成功をつかめないなんて、絶対に嫌だと思っていました(笑)

 

 それでも、こうして人生ここまで歩んできて、振り返ってみると、大器晩成で本当に良かったなあ…… と思います。

 

 今の僕にとって、人生の血肉になっているのは、これまでの人生の「苦しかったこと」や「悔しかったこと」や「理不尽な目に遭わされたこと」だったりしますね。

 

 たくさんの鑑定をしていると、今まさに、その苦しみの真っ只中にいるというお客様に、たまに出会います。

 

 そんな時、自分の体験がよみがえったりして、その辛い気持ちも伝わってくるのですが、どうか踏ん張ってほしいなあ…… と思わずにはいられません。

 

 今はそうは思えなくても、その体験が心の土壌の肥やしになって、やがて、そこに大輪の花を咲かせる日が必ずやってくるはずです。