一昨日の夜、Online六十干支講座のテキストの4日目分を仕上げ、それを郵送すると、溜まっていた疲れが出て、そのまま眠ってしまいました。

 

 今日の朝は、ブログを更新したり、溜まっていたメールを少しずつ返信したりしていました。

 

 もちろん、まだ講座の準備でやらなければならない仕事は、残っています。

 それにもかかわらず、なぜか一昨日までのような感じで、たたみかけるように集中して仕事ができません。

 

 言い訳をすれば「前日ムリをした疲れが、年のせいかまだ体に残っている……」ということなのでしょうが、一昨日までは、少しもそんなことは考えないで仕事をしていたのです。

 

 僕はギリギリまで追い込まれれば、集中して仕事をするのに、そうでない時はいつもゆるくなります。

 

 ニシーネ スペースのポストの中に郵送物の小冊子が入っていて、何となくページをめくって読んでみたら、すごく心に刺さる記事が書いてありました。

 

 その小冊子に書かれていたのは、中日ドラゴンズの元ピッチャーの山本昌選手の講演の言葉でした。

 

 山本選手が現役時代に、イチロー選手と一ヶ月ぐらい一緒にトレーニングをしていた時期があったそうです。

 

 イチロー選手は毎日、体が壊れるのではないかと思われるくらいの練習をしていたそうで、ある時、山本選手が「なぜそんなに練習ができるの?」と尋ねると、次のような言葉が返ってきたそうです。

 

「努力をしたとしても報われるかは分かりません。でも、チャンスが来た時に努力をしていない人は、そのチャンスをつかめない。だからやっておくんです」

 

 山本選手は、こういう人を天才というのだな、と思ったそうです。

 

 かくいう山本選手も、甲子園で負けた日にスポーツ用品店で買った2つのダンベルをずっと手放さず、寝る前に手首を鍛える練習を引退する50歳まで欠かさずに続けてきたという人ですから、かなりの根性の持ち主です。

 

 僕はまだまだ、自分は甘いなあと思いました。

 

 もちろん僕にも、習慣にして続けている努力が、全くない訳ではありません。

 メンタルがやられていた一年半の長い休暇の間も、ずっと続けていた習慣もあります。

 

 とはいえ、こういう世界に通用する人がしている努力と比べたら、まだまだ甘っちょろいですね。

 だから、自分が置かれている状況によって、仕事の集中力にムラが出てしまうのだと思いました。

 

 努力が報われるかどうかは分からない…… それでも、チャンスが来たときのためにやっておく……

 

 やっぱり、世界が認めるイチロー選手の言葉は、ずっしりと重いです。

 

 僕も負けないで、少しでも追いつけるように、頑張ります!!