毎年およそ、村野大衡先生の誕生日が過ぎると、気候も過ごしやすくなって、ようやく冬が終わったような感覚になります。
これから、桜の花が満開になって、うららかな春が始まる……
今朝もずっと引き続き「六十干支講座」のテキスト作りをしているのですが、第3講座の冒頭の部分のブラッシュアップに時間を掛け過ぎてしまい、またしても、かなり時間に追い込まれています。
実は、算命学の中の六十干支に関する知識も、テキストに全部盛り込んでおけたらと思い、一通り入れてみたのですが、いろいろな意味で問題が出てきて、この内容をどうやって取り扱ったら良いか、分からなくなってしまったんです。
それだったらテキストに載せなければいいじゃないか…… という話なのですけど、やはり算命学というのは、希代の天才・高尾義政先生が集大成した占いですし、干支を単体で占っていこうとする際には、非常に役立ちます。
そんな事情もあって、テキストの文章を二転三転させて悶々としている内に、冒頭部分のブラッシュアップだけで2日以上が掛かってしまい、今回もまた、追い込まれてしまったという訳です(笑)
週の半ば頃から、今度ばかりは正直、週末までにテキストが間に合わないかも…… と不安になったのですが、強力な助けが入りました。
僕が六十甲子神の翻訳に苦慮していることを知った長野県のゆるぴさんが、ものすごく性能の良い翻訳ツールを発見し、その翻訳ツールを使って、僕の代わりにテキストの六十甲子神の全部の訳(郭嘉と管仲を除いた58人)をつけてくれたんです。
ゆるぴさんのサポートによって、危機を脱することができました!!
これで僕は、ひたすら文章だけに集中できます。
ゆるぴさんは本当に欲がない人で、僕が謝礼を払うと言っても、受け取ろうとしません。
これまで僕の講座をサポートするために、相当な時間や手間を掛けさせてしまっているにも関わらず、一切、嫌な顔一つしないんです。
普通だったら、こういった関係が続くと、タダ働きをしている方の不満が溜まって、いつしか人間関係がギクシャクしてくるものなのですが、ゆるぴさんに関しては全くそうなる気配もありません。
とはいえ、僕もいただきっぱなしという訳にはいきませんから、その分の恩返しは必ずするつもりですが、今は時間に追われ過ぎていて、少し先の話になってしまうかも知れません。
でも、決して忘れたりはしないです。
いつも僕は、周りのたくさんの人から支えられて、ここまでたどり着きました。
もしも、支えてくれる人がいなかったら、中野坂上のサロンがつぶれた時に、僕もとっくにつぶれていたと思います。
今はただ感謝しかないし、いただいた恩を忘れることなく、時が来た時には必ず報いるつもりでいます。