昨日は自然派四柱推命・六十干支講座の6日目の最終講座でした。

 集まってくださった5名のメンバーと、四柱推命の干支の話で思いっきり盛り上がりながら、最終講座を終えました。

 

 Zoom講座の方は、僕がひたすら一方的に話しまくっているスタイルの講座なのですが、直接講座の方は、どちらかといえば、四柱推命の研究会に近い感覚で、僕はそこで、ただ司会をやらせていただいている感じです。

 

 どっちの講座のスタイルも、僕は好きですね。

 

 とはいえ、自然派四柱推命は、講座を立ち上げてまだ半年も経っていませんし、講座のやり方もまだ試行錯誤の状態です。

 

 テキストの文章やスライドの表記にも、時々間違いがあったりしますし、改善していかなければならない点が山ほど残っています。

 

 そんな時、間違いを指摘してもらえると、すごく助かりますね。

 

 今回の六十干支講座は、自然派四柱推命を立ち上げた時に、勢いで作ってしまった所があるんですよ。

 

 六十干支のことしかやらないのに、6日間の講座って本当に大丈夫なのか…… と、最初はハラハラしながら講座を行っていました。

 

 もちろん、六十干支について話す内容は十分にあるから、講座を開講したのですが、僕が心配だったのは、はたしてこの六十干支講座に受講料以上の価値があるかどうか、という点です。

 

 ただ、日干支だけを見て60通りの性格分析をするだけの講座なら、わざわざ講座を受けなくても、「四柱推命の景色」の第2章を一通り読めば十分ですし、受講料をいただいて本に書いてある内容を話すだけでは、講座を受けてくださった人に申し訳なさすぎます。

 

 だから、六十干支を旬ごとに分けて説明してみたり、たくさんの著名人の命式を例題として取り上げたりと、最初はいろいろ試行錯誤したのですが、どうしても今一つ、この講座が向かうべき方向性が分かりませんでした。

 

 でも、講座に参加してくださったメンバーから、毎回の講座でたくさんのヒントをもらって、どういう方向性でこの六十干支講座を作り込んでいけばよいのかが、おぼろげながら見えてきたんです。

 

 当初の計画のように、六十干支の活用範囲をただ日柱干支だけに限定してしまうのではなく、もっと視野を広げてとらえ直す必要があると、気がつきました。

 

 実は今、講座だけに限らず、四柱推命の仕事の全ての方向性に関して、たくさんの気づきがあるのです。

 

 それは、周りのみんなから教えていただいたりとか、ふとひらめいたりとか、いろいろな形で気づかされます。

 おそらく今、そういった時期が来ているのでしょう。

 

 二年前、僕は四柱推命の執筆や研究に夢中になるあまり、目の前のやるべき仕事から目をそらして、人に全部丸投げし、結局全てを奪われてしまいました。

 

 結果的にはそれが幸いして、こうしてさらに理想に近い形で、講座のスタイルを再構築しつつあります。

 ただし、もう自分の仕事から目をそらすようなことは、やめようと思います。

 

 少しずつ前進するのを楽しみながら……

 

 みんなと一緒に四柱推命の講座内容がさらに深くなるように、焦ることなく一歩一歩、前に進んでいきたいと思います。