今日の東京は、小雨がパラついていて、すごく寒いです。

 この冷え込みだと、この雨はおそらく雪に変わりそうです。

 

 今日は天皇誕生日で、世の中は祝日……

 

 断熱素材の天井と床のおかげで、 ニシーネ スペースの部屋の中はそれでも割と暖かいのですが、寒がり屋の僕にはエアコンを入れないとやっぱりきついです。

 

 というより、外出たくないです(笑)

 仕事で出掛ける用事もあるので、そんなことは言っていられませんが……

 

 今朝見ていた夢は、目の前に人がたくさん並んでいて、並ぶスペースにおさまり切れそうにないので、どこかで折り返し地点を作って、Uターンして並んでもらおうとする夢でした。

 

 最近なぜか、メモを取っている訳でもないのに、目が覚めて3時間ぐらいたっても、まだ夢を覚えていたりします。

 

 ルドルフ・シュタイナーは、夢の世界というものについて、次のように述べています。

 

 夢を見る時、私達は実際に物質的な感覚によってとらえられる世界とは別の世界にいます。

 

(中略)人間は昼間、意識的な生活を営んでいる時に、同時に第二の無意識的な生活をもう一つの世界で営んでいます。このことを、私達ははっきりと理解しなくてはなりません。私達は昼間の生活をしている時に知覚したり、思考したりした全ての事柄をこのもう一つの世界に刻印します。

 

 (中略)昼間は太陽の光が強く作用しているため、私達は星を知覚することはできません。それと同じように、私達の中で昼間の意識が目覚めている間は、物質的な感覚の印象がきわめて強いため、弱々しい霊的な印象は姿を表さないのです。

 

 私達が眠りにつき、外に向かう感覚の門が閉じられると、これらの印象は混乱したまま光を放ちます。

 その時、夢を見ている私達は、普段もう一つの世界で体験している事柄に気づきます。

 

(ルドルフ・シュタイナー著「いかにして高次の世界を認識するか」参照)

 

 僕も、シュタイナーの本に書いてあったことが、今では何となく理解できるようになりました。

 

 もちろん、夢の情報というのは断片的でしかありませんし、夢には体が置かれている状態や、体が外部から受ける刺激なんかも反映されるので、夢の全部がそのまま、第二の無意識的な生活そのものであるとも言い切れません。

 

 当然のことながら、この世に生きている限り、夢の世界のことに意識を囚われるのではなく、目の前の現実に意識を向けることの方がはるかに大切なのは、言うまでもないでしょう。

 

 それにしても、昨日の朝の夢は鮮烈でした。

 色鮮やかなカラーの夢で、きれいな緑の光に包まれているような感覚が、今でもまだ何となく残っています。

 

 長くなってしまいそうなので、この話は、また明日のブログに書きますね。