今日からいよいよ、自然派四柱推命・中級講座のスタートです。

 またしても、時間に追われる週末が始まります。

 まあ、好きな仕事に時間を追われているのですから、ありがたいことです!!

 

 ここ最近、自分が見た夢の内容とか、ブログがあんまり意味のない方向へと迷走中です(笑)

 

 ちなみに、夢を見ている時「これは夢だ」と気づいたら、夢の中で、自分が望むままに夢の世界を意識的に変えてしまうことができます。

 

 本当にそんなことができるのか…… と思う人もいるかも知れませんが、目が覚める直前の状態の夢というのは、コツさえつかめば、自由に何でもカスタマイズできますし、無敵モードです。

 

 夢の中ですから、何をしたって人に迷惑を掛けることはありません。

 とはいえこの時、自分が何を欲するかで、人間の大きさが天に知られてしまいます。

 

 シュタイナーの本には、高次の霊的な発達を遂げた時の夢の変化について、次のように書かれています。

 

 (前略)これまでさめた悟性の支配を受けなかった夢のイメージは、目覚めた意識を通してとらえられる表層や感覚と同じように、悟性によって制御され、一定の秩序に従って全体が管理されるようになります。

 夢の意識と目覚めている状態の違いは、ますます小さくなっていきます。

 

 夢を見る時、私達は言葉の完全な意味において、夢の生活の中で目覚めるようになります。

 つまり私達は、自分自身が象徴的なイメージを支配する主人であり、導き手であると感じるのです。

 

(ルドルフ・シュタイナー著「いかにして高次の世界を認識するか」参照)

 

 ところが、たまにどういう訳か「これは夢に違いない」と自覚できても、体が金縛りにあったように動かなくて、悪夢の呪縛から、簡単に逃れられなくなってしまうこともあります。

 

 僕の場合、最近こういったことはないのですが、体調が悪い時や、精神的に調子が良くない時には、よく夢の中でこういったことが起こります。

 

 この一年半の長い休みを取っている時には、眠りにつくと、夢の中で「これは夢だ」と気づいているのに、こんな風に悪夢から抜けられないようなことが度々ありました。

 

 あの頃は、心が恨みつらみなんかでがんじがらめになっていましたから、自分自身の本来の力が制限されてしまっていたのではないかと思います。

 

 話は変わりますが、この現実の世界であっても、その気になれば、夢の世界と同じようにカスタマイズすることが可能です。

 

 ただ、現実の世界が夢の世界と違うのは、現実の世界は周りの全てのものが物質化していて、体を持った我々は、その物質の枠の中でしか動きまわれないということだけです。

 

 どんなに夢の中で空をとぶことを可能にして、大空をとびまわることができても、現実の世界においては残念ながら、夢の中の世界と同じように、いきなり空をとびまわることはできません。

 

 それでも、現実の背後にある自分の無意識の世界は自由に変えられますから、例えすぐに現実に変化があらわれなくても、自分の現実に対するとらえ方の変化により、タイムラグはあっても、確実に現実の世界も変化していきます。

 

 希望をなくして無気力になって心を閉ざしてしまえば、自分が持っている本来の力は制限されてしまって、夢でも現実でも、世界に翻弄されてしまいますが、心を自由にとらわれから解き放つことができれば、その力が発揮されて、夢だって現実だって自分の好きなようにカスタマイズできる……

 

 その時にはきっと、世界の全てに対して感謝の気持ちで満たされているような、そんな素敵な自分を発見するはずです。